ANAが発着するヒースロー空港・女王様のターミナル2
今年の2月にヴァージン航空が東京~ロンドン間の直行便を終業したため、今は同区間を結ぶ直行便というと日本航空(JAL)、全日空(ANA)、ブリティッシュ航空(BA)の三社のみになりました。
中でもANAが利用するヒースロー空港ターミナル2は、大々的に改築されて再オープンしてからもうすぐ1年。私も先日、姉がANAで日本から来ていたから送迎で行ってきましたよ!
ちなみに改築前のターミナル2は、1955年に建てられたヒースロー空港で最も古いビルでした。さすがに50年以上も経って老朽化が激しくなったんですね。
昨年6月にエリザベス2世女王&エジンバラ公が正式にオープンし、同時に名称も「Terminal 2 The Queen's Terminal」となって生まれ変わりました。
まず到着フロアーから。ゲートを出ると、ファーマシーの「ブーツ」や食料品の「M&S シンプリー・フーズ」等があります。お迎えに来た人たちにとっては、待ち時間に「WHスミス」で雑誌を買ったり「カフェ・ネロ」でお茶したりも便利。
その後はリフト(エレベーター)かエスカレーターで、地下鉄駅・バス乗り場へ続く通路に向かいます。
一方こちらは、出発フロアー。姉と一緒に「さて、ANAのカウンターは何処かな~?」と見渡していたら、すぐにANAの制服を来た女性が私たちに声をかけてくれて、所定のカウンターがある方向を丁寧に教えてくれました。
セルフ・チェックインは日本語も選べてラクラクです。搭乗券とスーツケースに付ける荷物札をプリントしてから、カウンターでは荷物を預けるだけなのでお手軽。
重たいスーツケースから開放された後も時間に余裕があれば、セキュリティ検査のゲートに向かう前にお茶でも。出発フロアーにはカフェの「コスタ」と、ウェザースプーンというパブ・チェーン系列「ザ・フライング・チャリオット」がありますよ。後者は、ミニチュアの可愛らしい管制塔が目印。
パブとはいっても、お茶やコーヒーまたはソフトドリンクだけでも全然オッケー。お酒を飲まないといけない訳じゃないので、姉が紅茶&私は緑茶を飲みました。
お見送りの私は入れませんでしたが(笑)、魅惑の免税ショップも充実しているそうです。「バーバリー」「マルベリー」「ポール・スミス」「キャス・キッドソン」など人気英国ブランドのブティックも色々。イギリスは消費税が20%と高いから、免税のメリットは大きいですよね~!
こうして、姉とはセキュリティ・ゲートで別れました。でも家に戻ったら・・・彼女のアイフォンから、こんな写真が送られていましたよ。
搭乗ゲート前に、ユニオン・ジャックをあしらった大きな額縁が。
楽しかった旅の最後に、このフレームに収まって記念写真をパチリ!思い出に残る一枚になる事、間違いナシです♪
筆者
イギリス特派員
小野雅子
在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!
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