カザフスタンで唯一!日本人オーナーのカフェ「モモ」がアスタナで話題に☆
海外に住む日本人にとって心の拠り所となる日本食。「食」をテーマとしたミラノ万博
でもそうでしたが、世界遺産に登録された日本食はいまや外国人からもとても人気です。
そんななか、ついにここアスタナに日本人オーナーのごはんカフェがオープンしました。
![20151217A.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217A.jpg)
日本人経営の日本食のお店はカザフで唯一ここだけ。店の名前は「カフェモモ」といいます。
場所は中心部バイテレクから徒歩10分ほど。イシム川を挟む新市街と旧市街に掛かるサ
ライシュク・ストリートのおおきな橋を渡らず、右側小路の奧にあるという隠れ家ぶり。
![20151217C.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217C.jpg)
こちらがエントランス。カフェモモはビジネスホテル「バイテレク」1階にあるため、宿
泊客にも朝食を振る舞っています。専用の駐車場はありませんが裏手の方に置けますよ。
![20151217D.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217D.jpg)
フロントスタッフに「ズドラーストビーチェ」とひと言掛けて右側の扉を開けましょう。
![20151217E.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217E.jpg)
カフェモモは席が20前後と決して広くありませんが、日本の名曲をアレンジした懐かし
のBGMが流れるなか、日本人らしい細やかな気遣い溢れる暖かな空間を感じられます。
![20151217F.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217F.jpg)
カウンターではお馴染みのカレがお出迎え。そのほか季節感を大切にした日本の小物も。
店長の岸上さんはいつも忙しそう。次々と舞い込むオーダーを手際よくこなしてきます。
さて気になるメニューはこちら、まずは定番の親子丼。アスタナにあるほかの日本食レ
ストランと比べると断然格安です。文字はロシア語ですが、すべて写真付きなので安心。
同じく定番メニュー。衣がさくさく、中がほくほくのコロッケ定食。ソースも美味です。
![20151217J.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217J.jpg)
ハンバーグ定食も旨味が凝縮されたコクある逸品。まさに日本で食べた昔風のあれです。
こちらは幻?の牛丼。数が少ないので予約していかないと食べられないかもしれません。
中でも一番人気はカツカレー。カラっと揚げられたカツと、煮込まれたルーとの絶妙な
共演。ルーは当然カザフスタンでは手に入らないので日本から取り寄せているとのこと。
![20151217N.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217N.jpg)
ちなみにカフェモモのもうひとつの魅力はふんわり感あふれるシフォンケーキにもあり
ます。ただし店長のこだわりから、特別な小麦粉が入手困難の場合には注文出来ません。
![20151217Na.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217Na.jpg)
あ!岸上さんの手が空いたようなので早速取材させて頂きました。まずは経歴について。
岸上さんは大学時代にバックパッカーで得た語学力を活かし、大手総合電機メーカー社
員として海外に駐在。その後、心機一転パン職人となり、ドバイでベーカリー店を経営。
アスタナに来たのは米留学時代の友人を通じて奥様と出会ったのがきっかけだそうです。
奥様は長年日本語を勉強されていてとても流暢。オモテナシも日本人そのもの。これま
で店舗立ち上げから細やかな交渉に至るまで、岸上さんを支えてこられたとのことです。
![20151217Pあ.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217Pあ.jpg)
ちなみに店名は姪っ子の「ももな」ちゃんからとったそうです。桜や富士などよく使わ
れる名前にはしたくはなかったのもその理由。柔らかく、優しいイメージがありますね。
棚には桜や桃など日本の四季を楽しめる写真集を始め手にとってみたいものばかりです。
こちらはアルバイトの大学生ガウハルさん。日本の学校に通うことを目標に日本語の勉
強中とのこと。オープニングスタッフは暖かい人ばかりで、皆で岸上さんを支えてます。
![20151217R.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/astana/images/20151217R.jpg)
とても懐かしいような、それでいて独自の世界観を持つ「カフェモモ」は夜9時まで営業。
アスタナにお立ち寄りの際はぜひ足を運んでみてくださいね。バックパッカーをされて
いた岸上さんなだけに、いつか日本人旅行者の情報交換の拠点にもなるかもしれません☆
【Cafe Momo - Кафе Момо】
Address:ул. Сарайшык 40 (Отель Байтерек)
Phone:8 (747) 285 8666
Hours:8:00-21:00 (Mon-Sat), 8:00-10:00 (Sun)
Website:https://www.facebook.com/cafemomo.kz/?fref=ts
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