舞踏会では何を食べるの?皇室御用達が届ける、ウィーン・オペラ座舞踏会の華やかなバンケットメニュー<前篇>
さて、今回はウィーン・オペラ座舞踏会で提供されるお料理について紹介します!
以前にもお伝えしましたが、オペラ座舞踏会をはじめ、有名舞踏会の殆どのバンケットメニューを担当しているのがK&K(ハプスブルク皇室御用達)のゲルストナー。オペラ座のケータリングは1869年から約150年もの間請け負っており、歴史もノウハウもすべて兼ね備えた舞踏会にとって欠かせないパートナーであることが窺えます。

それでは、メニューの一部を見ていきましょう!

まずはドリンクから。
こちらはオペラ座舞踏会の戦後開催60周年を記念してゲルストナーがクリエイトした、スペシャルカクテルの"オペラ・ロワイヤル"。
スパークリングワインに赤ブドウジュース、マルメロの実のシロップ、絞ったライムジュースを加えて作られた特別なものです。

一口サイズの前菜の盛り合わせ。
ホタテの貝柱やイクラといった、内陸国オーストリアではちょっぴり贅沢な食材が盛り込まれているのがポイント。

同様の理由から、新鮮なオイスターももちろん大人気!

豪華なビュッフェメニュー。
ダンスやお喋りに勤しむ合間に、一口で食べられるお手頃サイズです。

こちらはケルントナー通り沿いのカフェ・ゲルストナーにも置かれているメニューのひとつ。
ジューシーで細長いソーセージ、ハンドメイドのゼンメルパンにマスタードと西洋わさびが添えられたもの。老舗カフェなら高確率で見られる、ウィーンっ子が好む軽食の定番です。

こんな風にブラックタイのケルナー(ウェイター)に運ばれて来たら、益々気分が盛り上がりますよね:)
少し長くなりそうなので、続きは後編で!

筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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