トップモデルのカーラ・デルヴィーニュ扮する現代的な皇后エリザベートが話題!
天才デザイナー、カール・ラガーフェルド氏がデザインしたシャネルの2015年コレクションのひとつは、なんとオーストリアのザルツブルクがテーマ!
アルプス地方独特の文化からインスピレーションを得ており、この地方定番の民族衣装であるレザーパンツを模したバッグや、フェルト素材のジャケット、極めつけにエーデルワイスをあしらったアクセサリーなど、オーストリアの田舎情緒たっぷりな雰囲気のコレクションとなっています。
そして、さらにさらに!
ラガーフェルド氏自らが撮影したと話題のショートムービーでは、飛ぶ鳥を落とす勢いのトップモデル、カーラ・デルヴィーニュが現代的なインタープリティーションで皇后エリザベートに扮しています!
こちらが「リインカネーション」と題されたその動画↓
美しすぎるカーラ版シシィ・・・。
そして、各所で呟かれる"シーシー"という言葉が印象的ですが、
これは恐らくエリザベートの愛称"Sisi(シシィ)"と、シャネルのモノグラムである"CC"、そして歌詞およびサブタイトルである"CC the World"の"see"の三つを掛け合わせたものでしょう。
さすがシャネル、どこまでもウィットに富んでいますね。
またファレル・ウィリアムズ演じる皇帝フランツ・ヨーゼフの心に染み入るような歌唱力も、カーラの鋭い眼差しとともに、観るものをシャネルの世界観にぐいぐいとと引き込んでくれます。
コレクションを具体的に見てみると、アルプスの山小屋やブレッツェル(オーストリア風のパン)、スキー板などをモティーフにしたフェルトバッグにボタンのたくさん並んだジャケット、ソフトグレーとオリーブ色のカラーコンビネーションなど、オーストリアの息吹を随所に感じとることができます。
シャネルのようなハイエンドブランドがオーストリアをテーマにすることによって、
こちらの伝統的文化が世界に広まっていく様子が個人的に大変好ましく感じられるニュースでした。
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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