ちょっと笑えるモーツァルト一家のヘアスタイル
先日お伝えした「ちょっと笑える皇帝夫妻のハガキ」に引き続き、今回も思わず笑いを誘う人物画第二弾をお届けします!
-
こちらがその絵画!
1780年に描かれたモーツァルト一家の肖像画で、左手にはピアノの連弾をする24歳のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと4歳年上の姉、マリア・アンナ。右手にヴァイオリンを持って佇むのは父のレオポルト・モーツァルト、そして壁に掛けられた金縁の額入りの肖像画は、この絵画の描かれる2年前にパリで死去した母アンナ・マリア。(ややこしいですが、姉がマリア・アンナで母がアンナ・マリアです 笑)
長~~~いです。
「髪」という漢字は「長~い友」と書きますが、それにしても長い。
いや、むしろ大きいと言うべきか?
しかもてっぺんにはお洋服のピンク色のリボンとお揃いのハチマキまで!お洒落ここに極まる、といった感じでしょうか。
一方、額に入ったお母様も負けてはいられません。
ひな人形に登場する左大臣・右大臣のような、びらびらとした髪飾りと、やはりお洋服の色に合わせた鮮やかな水色のハチマキ。お洒落に対する気合いが感じられます。
もしかすると当時もそんな悩みをお持ちの方が多かったので、このロールのバリエーションを発明したのでは・・・と勝手な憶測を働かせてしまいます。
但し、このインパクト抜群のヘアスタイルで決めている姉と母に対抗するだけの強烈な印象を残したければ、やはり男性陣もロールを3つ、4つ、5つ、6つと増やした方が良かったのかも!?
応援クリックお願いします!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。