古都、スズダリへ。
モスクワ郊外には古くからある古都がいくつもあります。
ガイドブックには必ず載っているスズダリが最も有名なもののうちの一つ。
日帰りで行くショートトリップには最適の場所。
まだ寒くなる前に、田園風景が広がるスズダリに行ってみよう。
スズダリはモスクワから北東に向かっておよそ220キロ。
モスクワを出る辺りでは車線の広い幹線道路が続きますが、途中から片道2車線へ。
モスクワ郊外の別荘地の田園風景が広がります。
クレムリンはモスクワにもありますが、元々は要塞という意味で、その都市を守る中心地。たいていロシアのどこの街もクレムリンを中心に、街は広がっていきます。
スズダリの見所はまずはこのクレムリン。
教会内部は現在修復中で、修復が終わっている箇所はこのように豪華絢爛。
お花の色も映えます。
この街では、クレムリンを中心に田園風景が広がります。
あいにく小雨の降る天気でしたが、河に映りこむ風景などが美しく、風景画を描いている人たちも何人も。
町並みは程よく昔の雰囲気が漂い、まるで時が止まったよう。
馬車で町並みを眺めたり、おばあちゃんが昔ながらにものを売っていたり。
もう少し綺麗に整備をすれば、より美しい町並みになると思います。
ランチが出来る場所もいろいろ。
ロシアの田舎らしい調度品やインテリアに囲まれたこのレストランは、素朴なロシア料理を出すお店。
せっかくなので、「スズダリ風」前菜とスズダリ風メインディッシュ。ポークとじゃがいものつぼ焼きは熱々で絶品でした。出てくるパンも手作り感満載の素朴さ。
おおきなロシア人のおじさんが差していて、ちょっとかわいい。
この街には派手さや大きな見所はありません。
でも、牧歌的な田園風景、まるで時が止まったような町並み、静かな時が流れます。
それを楽しむために、ゆっくりと時間を過ごしに行くのがお勧め。
行くには、車で行くのが一番。途中から道が随分悪くなり、想定以上に時間を要します。どんなにスムーズに走ったとしても、3時間は要します。
この季節の週末の夕方は、ダーチャ帰りの車の渋滞がひどいので、夕方以降に帰る場合は、5時間程度も覚悟したほうがいいかも。
この季節、緑が広がる田園風景のスズダリに心が洗われます。真冬の雪に埋もれたスズダリも素敵。行く季節により、見せる顔が異なるので、夏と冬、それぞれで行ってみてもいいかもしれません。
ユネスコ登録世界遺産。
車で行く場合、モスクワからM7をウラジーミルまで直進。ウラジーミルに差し掛かるところでスズダリ行きの矢印に沿って左折。距離にして約220キロ程度。所要時間約3時間~4時間。
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