セウォル号の事件で
ニュースなどでももうご存知かと思いますが、
先週の水曜日に、仁川から済州島に修学旅行に向かう
安山の高校生達を多く乗せた客船が沈没しました。
あの日から、韓国中がこの話題で一色になり、
全国の学校の修学旅行やすべての行事が中止となり、
学校だけでなく、各機関の行事などもほぼ中止となって
セウォル号乗客が一日も早く救助されることを祈ってきました。
船内にエアーポケットがあることを信じ、
最後まで生きている人がいることを信じて
週末からお天気も悪くなるという予想から、
また捜索作業が難しくなるようです。
今日の時点で乗客476人中、生存者174人、
行方不明者127人、死亡者175人という結果で
まだまだ見つかっていない人はたくさんいますが、
捜索作業から一週間以上が経ち、
日中を問わず捜索作業を行っている人達もかなりの
疲れや潜水病などの症状を訴えている状況のようで、
最後まで犠牲者が出ることなく捜索作業も終われるといいなと思います。
この黄色いリボンですが、韓国中の国民の心配や
絶対最後まで奇跡を信じて待っているという思いを込めて、
大学生から始まった奇跡の黄色いリボンです。
今これをアイコンなどに使用して、最後まで乗客の生存の奇跡を
願っています。
筆者
韓国特派員
なかしまかずえ
1997年から韓国に在住。皆さんと共有したいソウルでの楽しい情報を、まったりとお届けします。
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