ヨハネスブルグ近郊最後の酪農家
先週末はヨハネスブルグをちょっとだけ飛び出して、プレトリアの手前にあるIrene Farmという牧場へ行ってみました。
創業はヨハネスブルグでの金鉱脈発見から約10年後の1895年で、歴史はなんと100年以上。今やハウテン州唯一の酪農家となったオーナー家族が経営するレストランはなかなかの評判で、実は結構前から気になっていました。
ケープダッチを思わせる白壁が映えるレストランの名前は、Barn(英語で納屋の意味)。今、南アは冬ですがこの日はだいぶ暖かかったのでテラス席をチョイスしました。
ファームレストランなので気取ったものはありませんが、
ハンバーガーはパティがしっかりと美味しく、
低温長時間調理のブルドポークは甘辛のソースとパンの相性がバッチリです。アクセントに黒胡椒をガリガリ挽いていただきました。
さてIrene Farmは牧場ですので、当然牛が飼われています。のんびりとした牛を見ているだけでも十分に楽しいと思いますが、この日子どもに一番人気だったのは廃車となったトラクター。2台 の年代物が常に子どもたちに囲まれていました。
メインアトラクション(?)は牛の大移動。50頭以上の牛が一方向に......と思いきや、道のど真ん中でケンカをはじめたり、横道に逸れたりしながらこちらに向かってくる姿は壮観です。集団行動が苦手な牛、血の気が多い牛、色々個性があって似ているなぁ......などと考えているうちに、土曜日の午後が過ぎて行きました。
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