写真を撮らずにはいられない!猫パラダイス★イスタンブール
みなさん初めまして!このたび「地球の歩き方」イスタンブール特派員メンバーに加わりました、tapistanbulです。
トルコ好きが高じて勢い余ってイスタンブールへ移住し、4年目の冬を迎えています。
ここで暮らしているにも関わらず、いまだに街を歩けば思わず写真を撮りたくなる光景がゴロゴロしている、
魅惑の街イスタンブール。
ちょっぴりディープでマニアックな地域密着型ブログをお届けして行きたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします♪
さて、初回のテーマはコチラ!【イスタンブールの猫事情】です。
トルコにいらした方の多くが心を奪われてしまう、イスタンブールの猫ちゃんたち。
なんとも人懐っこく愛嬌たっぷりなその姿は、思わずカメラを向けたくなること必至です。
写真を撮るために近寄っても、逃げるどころか撫でてもらいにやって来る子の多いこと。
生まれたときからずっと犬と共に暮らして来た私も、イスタンブールに住み始めてすっかり
"猫派"になってしまいました。
ハマムと呼ばれるトルコ様式スパの関連グッズを扱うお店にて。看板猫ちゃんがお出迎え。
それにしても、なぜこんなにもイスタンブールの街中には猫が多いのか・・・。
そもそもイスラム教の預言者ムハンマドが大の猫好きであったと言われており、
さらに猫のその清潔さからも、イスラム教では敬愛される生き物とされて来たとのこと。
このような背景もあり、イスタンブールでも猫が愛されているのかもしれませんね。
カフェのソファやショーウィンドウ、陳列された商品の合間など
「えっ、そんなところにまで?!」と驚くような場所にも忍び込む猫たち。
以前通っていたトルコ語学校では、教室の中に野良猫ちゃんが侵入して来ることは日常茶飯事で、
ちょこんと椅子に座って一緒に授業を受けていましたよ。
商品の間に挟まる猫ちゃん。ワガモノ顔で鎮座するこの姿・・・さては常習犯?!
また、イスタンブールの街中では、猫だけでなく犬の姿も多く見受けられます。
そもそもイスラム教では、豚と並んで犬も不浄の生き物とされていますが、
トルコは世俗主義国家で政教分離原則が採り入れられてることもあり、
宗教観も地域差や個人差が顕著に現れています。そのため、犬に対する考え方や接し方も人それぞれ。
イスタンブールでは猫に加え犬に対して寛容な人も多く、エサをあげるだけに止まらず、
夏になれば喉を潤すために飲み水を置き、冬になれば寒くないようにと道端に
小屋を作ってあげたり毛布を置いてあげたり・・・心温まる光景が街中に溢れています。
至れり尽くせりの待遇で、スヤスヤ眠るワンちゃんたち。
ここ数年で「犬を飼う」という文化も浸透し始めたようで、日本同様、飼い犬の散歩をしている人の姿を
見掛けることも増えてきました。
ペット文化が広まりつつある中で、それでもなお愛され続ける野良ちゃんたち。
人目をはばからず気持ち良さそうにリラックスしている姿は、見ているこちらも癒されます。
お日様の光が気持ち良くて、思わず立ち寝?!
夏の日の1枚。暑さのあまり、ぐでぇ~っと溶けちゃった模様。
海の向こうは世界遺産、イスタンブール歴史地区!ブルーモスク・アヤソフィア・トプカプ宮殿がまるっと見えます。
実際に、間近まで近づいても全く動じない猫ちゃんたち。
この姿を見れば、地元の人たちがどんな接し方をしているかが一目瞭然ですね!
イスタンブールらしい光景のひとつとも言える、街中で自由気ままに暮らす猫や犬の存在。
寒さが厳しいこれからの季節、気候とは裏腹に地域の人たちの優しさに心がほっこり温かくなることが増えそうです。
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