旧正月用に作られたローカルブランドの商品の販売会
2017年の旧正月は2月28日からですが、それに先立ち、香港で有名なローカルブランドが一堂に介した販売会が中環(Central)地区の置地広場(Landmark)で開催されました。旧正月にまつわりつつ、香港のらしい商品を買う事ができたので、地元香港人のみならず、観光客も多く訪れるなど大勢の人でにぎわいました。
出展したのは歴史があったり、香港らしい店で、旧正月に合わせて包装の1部を赤くしたりしていました。具体的な店を見ていきましょう。「益昌號( Yick Cheong Ho)」は1951年創業で、エビをペースト状にした食材を売っていました。これは野菜炒めなどによく使われます。「工夫茶舍(Gong Fu Teahouse)」は半世紀以上の歴史を持つ中国茶の店です。特にプーアル茶とウーロン茶はなかなか手に入りにくい最高級のお茶を手に入られる事で知られています。「蛋卷皇后(Eggroll Queen)」1970年代に出来た店で、エッグロールが販売されました。香港のエッグロールはクレープの皮を丸めてパリパリな食感に仕立てたもので、香港ではよく食べられるお菓子です。この他にも、食器を扱う「粵東磁廠(Yuet Tung China Works)」や麺を売る「張榮記(Cheung Wing Kee)」といった店もありました。
ちなみにこの置地広場は、ルイ。ヴィトン、シャネル、カルティエ、ディオール、フェンディ、グッチ、ミュウミュウ、プラダ、サンローランなどほぼすべてのブランドを網羅しているというファッションビルです。また、ここにあるカフェ・レストランのCafé Landmarkは世界中の料理が食べられるのですが、香港のセレブ御用達の食事処として有名です。これからもイベントも沢山開かれる予定なので、置地広場にいけば観光客を楽しませてくれることでしょう。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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