-日本にはまだ?ラクトースフリーの美味しいヨーグルト!後編-
-日本にはまだ?ラクトースフリーの美味しいヨーグルト!後編-
皆さんこんにちは、シアトル特派員のシュローダー 彩です!
では今回もお待たせしました!前回の引続き後編、ワクワク!ドキドキ!の「ラクトースフリー」のヨーグルト、
その実食タイムのお時間がやってまいりましたよ!
前回をもう一度おさらいしたい方「ラクトースフリーとはなんぞや?」はこちらからどうぞ↓
アメリカの様々な製法による珍しいヨーグルトの食べ比べを図鑑形式でご紹介した記事はこちら↓
さて、今回私が個人的好みで選ばせていただいた「ラクトースフリー」のヨーグルトは
フルーツソースが底に隠れている「フルーツ・オン・ザ・ボトム」スタイルのヨーグルトと
フルーツの果肉やソースがブレンド済みの「Yami yogurt」各1種類ずつと、
「 GREEN VALLEY ORGANICS 」からは1種類の計3品です。
まずはワシントン州、お隣はオレゴン州!だからこそ!のフルーツを使った「Yami yogurt」の
「フルーツ・オン・ザ・ボトム」スタイルのヨーグルト「マリオンベリー※」をいただきましょう!
(※マリオンベリー:1956年にお隣オレゴン州で開発・発表された、複雑に品種を掛け合わせて作られたベリー。
収穫は7月10日から8月10日とされる。このベリーが持つ独特の風味は
「ブラックベリーの品種の中のカベルネ・ソーヴィニヨン」とも賞賛されるほどだそう。
確かに、味はベリーというよりも赤ぶどうや完熟したブラックチェリー、
気品あるヴァイオレットの花の蒸留水のような高貴な香りを放つ。)
(写真上/オレゴン州の「マリオンベリー」ジャム。オレゴンの特産品としても名高く、ジャムもとても美味。)
まず開けてみてびっくりしたのが、「フルーツ・オン・ザ・ボトム」スタイルのヨーグルトというと普通、
ヨーグルトは甘みを付けただけのシンプルなものが多いなか、
こちらのヨーグルトにはマリオンベリーの果汁が混ぜ込んであるらしく、うっすらパープル色だったことです。
スプーンを差し込むと、表面のつるんとした食感とは対照的に、なかはとてもなめらかで、とろりとしていました。
フルーツソースの部分もスーパーで気軽に手に入るもののなかではダントツの量で、
たっぷりのソースにはしっかりとマリオンベリーの種や果肉も残っていて、
とろんとクリーミーなヨーグルトにたっぷりと、まとわせながらいただくことができます。
たっぷりフルーツソースをすくってヨーグルトと一緒に食べていたと思ったのに、
最後の方にはフルーツソースの方がヨーグルトの量より
まだまだ底から溢れ出すようにたっぷりと残っていて上回ってしまいました!
これはとても大満足の逸品です!乳糖不耐症ではない私も、
また必ず買うヨーグルトのリストにチェックが入りましたよ!!
ではお次は「 GREEN VALLEY ORGANICS 」の「ブルーベリー」を。
こちらももちろん私の好きな「フルーツ・オン・ザ・ボトム」スタイルのヨーグルトです。
蓋を開けてみると、こちらのヨーグルトのベースとなるヨーグルトは
やはり普通の甘みのあるシンプルなヨーグルトでした。
スープーンですくってみると、表面もつるっとした感じ、中も、「Yami yogurt」に比べて、
なめらかというよりは、のどごしの良さそうな、かなりつるんとした感じがします。
ブルーベリーのソースの部分はあまり多くはないものの、果肉感がすごくあり、
ザクザクと刻まれたブルーベリーの食感がたっぷりと味わえ、
ソースというよりも果実たっぷりで甘さ控えめのコンフィチュールを一緒に頂いているよう。
ヨーグルト部分はさっぱりとしていて、食感はどこか懐かしい日本のカップヨーグルトを感じさせます。
両者とも同じ1.5%のローファットヨーグルトではありますが、こちらの方は全体的にとてもあっさりとしていて、
食後のデザートにもペロリと食べられそうなヨーグルトでした。
さて最後は「Yami yogurt」のフルーツの果肉や果汁をヨーグルトの中に
すでに混ぜ込んであるタイプのヨーグルト、「ラズベリーラッシュ」です。
この「ラズベリーラッシュ」に使われているのも、他の2種類と同じ1.5%のローファットヨーグルトです。
開けてみると、色合いは優しいピンク色で、
所々にちらほらとラズベリーの種や果肉が全体によく混ざっているのがわかります。
香りもふわん、とラズベリーの香りが、開けた瞬間から広がりました。
色が薄めなので、味の方もどうなのだろう?と、正直、あまり期待していなかったのですが、
これが意外なことに開けた時の香りと同様、口に含んでもちゃんと、ラズベリーの風味が広がりました。
甘さもちょうどいい感じに満足感のある甘さあり、
やはりヨーグルトのベースにミルク感やなめらかさ、とろりとした感じがしっかりと感じられます。
今回の3種類を総評すると、私が次にも絶対買うと断言するのは
「Yami yogurt」の「フルーツ・オン・ザ・ボトム」スタイルのヨーグルトで、
特に「マリオンベリー」はシアトルに来る機会があるみなさんにもぜひ、試していただきたいオススメの逸品です!
シアトルで旬の「マリオンベリー」をいただくには期間がすごく限定されているのですが、
これならば、「マリオンベリー」というベリーがどんなものなのか気軽に季節を問わずお楽しみいただける
というのも、ポイントが高いと思います。
もちろん、他にも「マリオンベリー」を使った、
美味しくて濃厚すぎるくらい濃厚なシアトルを代表するヨーグルトのクリーマリーはあります!
で・す・が!あくまでも今回は、「ラクトースフリー」で楽しめる、
というのが重大なポイントだということを今一度ぜひ、お忘れなく!
【Yami yogurt】
(※「プレーンヨーグルト」は企業方針により「ラクトースフリーがない」ようです。)
【 GREEN VALLEY ORGANICS 】
(※こちらはヨーグルトの他にもバター、ミルク、サワークリーム、クリームチーズなど、
全てにおいてラクトースフリーの商品を販売・展開しています。)
(写真下/シアトルで一番のおいしい「マリオンベリーのヨーグルト※」といえばこの「ELLENOS」のもの!
※ただし残念ながら「ラクトースフリー」のものはありませんので、くれぐれもご注意ください。)
さて、今日もここまでお付き合い下さりありがとうございました!
次回も、アメリカ・シアトルの情報を、 在住者の目線を通してお伝えしていきたいと思います!
お楽しみに!
もし、この記事でシアトルにちょこっとでも興味がわいて、旅行してみたいなと思われたら、
「地球の歩き方」で様々なシアトル旅行プランを案内していますので、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?
♦記事執筆者:シュローダー 彩(HP:http://ayaschroeder.wixsite.com/ayacafeseattle)
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。