裏ではこうなっている!デポジットが返ってくるビール瓶の回収機
Servus!オーストリアを訪れたら多くの方はスーパーへ行くと思います。お土産や食事、その土地ならではの食べ物など見ているだけで楽しいですよね。さて、そんなスーパーで見かけるのがこの機械。
ビール瓶の回収機。お店で買ったビールやジュースの空き瓶をここに入れればデポジットが返ってくるんです。ビールをよく飲む我が家ではかなりの空き瓶が出るので1回の回収で10ユーロ以上返ってきたことも...笑
ちなみにどのように返金されるかというと、現金でなく機械から返金分の値段が書かれた紙が出てきてそれを金券としてそのお店で使えるという仕組み。(※写真の機械では中央の瓶投入口右下にあります)操作は特に難しくなく、ただ瓶を中央に倒して入れれば自動で回収され終わったら金券が出てくるので初めて使う人でも安心!ドイツ語の他に英語表記に切り替えることが出来る機械もあります。
瓶をケースごと持ち込んだ場合は下にそのまま置けばこちらも自動で回収されます。
そんな瓶の回収機。表は見たことはあっても裏側まで見たことのある人はあまりいないのではないでしょうか。今回はそんな回収機の裏はどうなっているのかをご紹介します!
早速機械の裏へ回ってみると...?
こちら機械の投入口の裏。
上から流れた来た瓶は落ちてそのまま立った状態で流れて行きます。
ちょうど瓶が投入された直後の様子。
区切られているとはいえけっこうな高さで瓶が落ちるたび大きな音がするので割れるものもあるんじゃないかと心配になります・笑
流れた瓶は台の隅へ...。
元々ビールが入っていた瓶...、ここまで来るのに長く放置されたものもあるのでしょう。時々強烈なニオイを発しているものも...。
こうして裏に溜まった瓶、どうやって更にメーカー毎に分別しているのかというと...
手 動 な ん で す。
流れてきた瓶、ケースは溜まるとそれ以上受け付けずストップしてしまうのでそうなる前に裏で店員さんが一つ一つメーカー毎に仕分けているんです。てっきり裏でも自動でケースに瓶が入ってどんどん流れているものだと思っていた筆者は一本ずつ仕分けている店員さんの姿を見て驚きました。
この大量に積み上がったビールケースも全て同じメーカー毎に揃えられています。そう考えるとバラで投入されるよりビールケースそのままで持ち込んでもらった方が楽かもしれません...。
しかし1人あたりが持ち込むビールの量の多いこと...。
いかがでしたか?この裏側を知ってから筆者は大量にビール瓶を持ち込んだ時はちょっと申し訳ない気持ちになっています...笑
なお、この回収機についてよく見かけるトラブルとしてプラスチックを持ち込んだドイツ人がドイツでは出来るのにオーストリアでは回収出来ない!と戸惑うケース。単に回収機の調子が悪くて上手く流れないこともありますが、このようにそもそも回収されないケースもあるので気になる方は店員さんに聞いてみてください。(※筆者が今のところ周りのお店で確認している回収対象はビール瓶、ヨーグルトやジャムの瓶(ミニサイズではなく大きなサイズ)、ジュース、水の瓶です)
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