マリンカウンティーの最高峰 "Mt Tam" に単独登頂?
![1057MtTam - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/1057MtTam%20-%201-thumb-480xauto-339558.jpg)
"マウント・タム(Mount Tam)" の愛称で親しまれているマリンカウンティーで最も高い山。 『タマルパイス山(Mount Tamalpais)』 標高784m東側ピークに向かう。
![1059vistorCTR - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/1059vistorCTR%20-%201-thumb-480xauto-339560.jpg)
シーズン前だし、平日だし、駐車場には車が2台。
ビジターセンターは閉まってたけど、トイレは開いていた。 この公園のオープン時間は、7:00〜日没まで、入場料はないけど駐車場料金が乗用車8ドル(現金のみ)かかる。
![1100Rattlesnake - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/1100Rattlesnake%20-%201-thumb-480xauto-339562.jpg)
『ガラガラヘビ(Rattlesnakes)』の目撃情報が! アタックしてくることはないさそうだがマムシの仲間で毒蛇、君子じゃないが危うきに近寄らずじゃ。
![1101poisonOak - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/1101poisonOak%20-%201-thumb-480xauto-339564.jpg)
『ウルシ・漆(Poison Oak)』『ダニ(Ticks)』たまに『ピューマ(Mountain Lion)』も出てくるようだ。 Mt Tamは、絶滅危惧種も含め野生の動植物物の宝庫で有名な場所。 サンフランシスコから車で1時間足らずの場所なのに一気に大自然に入り込んでしまったみたいな感じになる。
![1108Trail1-0.3miles - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/1108Trail1-0.3miles%20-%201-thumb-640xauto-339566.jpg)
ありゃ! "0.3Milles"たったの 483m て子供でも行けるじゃん!
アタシ行ってくるわ。 他は駐車場で待機、単独登頂に挑む。
![1109Trail2-湖 - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/c3dea16fab5def26d01c962d764ce2b6a6e6da1f-thumb-640xauto-339572.jpg)
わずか2〜3分でこの景色。 湖が見えるけどなんて名前かも分からず、マッいいかと進む。
![1111Trail3頂上見えた - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/bb5e8c9ff2b9a8236dd0dc7124e9b1ec61daee17-thumb-640xauto-339574.jpg)
目標物を確認、5分くらい前に1組(女子二人)が登って行ってるのでどこかですれ違うか頂上で会うだろうと思いながら風の音と葉っぱのカサカサと鳴る音を気にしながら進んだ。 暖かさのせいで虫も飛んでいて頭の周りを回ってる、春だなぁ〜。
![1112Trail4凸凹 - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/223df1bfdc6f4c3b47842148115c5ff251ba8b5c-thumb-640xauto-339576.jpg)
2分後、かなり険しくなってきた。 右側にはチェーンがあって近道禁止になっていた。
![1113Trail5凸凹からの駐車場 - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/752f1bad68c6cbcb01b60d9466c3a07a85eb18e6-thumb-640xauto-339578.jpg)
更に2分後、下の駐車場が見えるが、米粒ほどの大きさ「ヤッホーっ」と叫んでも「助けてくれ〜〜」も聞こえないだろう距離だ。 たかが0.3マイルしかし"ぼっち感" たっぷり。
どーもさっきから葉っぱのカサカサ音が気になってしょうがない。 待てよ、さっきピューマがたまに出るって書いてあった、ガラガラヘビの目撃情報もある。 飛んでる虫はダニなのか...
![1118Trail6終了 - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/97c0c0686f12043b9b1653d409361af84f6e6d1d-thumb-640xauto-339580.jpg)
さっきの写真の次の写真がこれだ。
10分後、意気込みも虚しく見えないピューマの姿と聞こえない足音、岩の下に隠れているはずもないガラガラヘビの恐怖と長時間飛べるはずのないダニに恐怖を抱き、どれだか分からないウルシに触らないように下山した。 呆気ない単独登頂挑戦断念の話。 ごめんなさい。
![1119Trail7駐車場からSF方面 - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/6152c710f6a0c447bf5a8beede866ccfdc21b815-thumb-640xauto-339582.jpg)
駐車場からの写真。
雲がかかっていなければ素晴らしいサンフランシスコ湾の景色が堪能できるそうだがこれでも十分満足だ。
ウフフっでもあの湖の写真や山の遠景の写真はアタシしかもってないも〜ん。
![1128タムのドーム - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/004670fb1a2a4223a58c7da18183ae78665cc106-thumb-640xauto-339586.jpg)
帰り道、東側にあるドーム型のレーダーが見えた。 地元テレビでよくマリーンカウンティーの象徴として映し出されるドーム。 せめても近くまで行って写真撮ってこようと思い車を降りた。
![1130獣道 - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/53812ec8e06532e589bca8addc57235435c56ba3-thumb-640xauto-339588.jpg)
また、カサカサが聞こえた。
また、諦めた。
マウントタマルパイスステートパーク(Mt Tamalpais State Park)のシーズンはやはり春から夏最高気温が70〜80℉(21〜27℃)で気持ちいい暖かさ。 もちろんビジターセンターもオープンして人気の場所だけに駐車場も混む。 冬場は最高気温(平均)が50℉くらいで涼しいというより寒く感じると思う。 また霧がよく発生するのでこの時期は運転も気をつけよう。
![1140霧 - 1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/san_francisco/assets_c/2018/03/3a157f498218df51239ee4ffca70a05a2011955c-thumb-640xauto-339592.jpg)
駐車場から15分走ったらこんな霧が発生した。 さっきまでの青い空はどこ?
【Mount Tamalpais State Park】
住所:3801 Panoramic HWY Mill Valley, CA 94941
電話番号:415-388-2017
オープン時間:7:00〜日没
URL:https://www.parks.ca.gov/?page_id=471
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10097/20221012_162034_37cb94ce_w320.jpg)
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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