パリ郊外ラ・デファンスのショッピングモール「レ・キャトル・タン」で福島PRイベントが開催
パリは少しずつ春の陽気になってきました。そんな今週末24日、新凱旋門があるパリ郊外ラ・デファンスのショッポングモール「レ・キャトル・タン」にて、「ふくしまプライド・フェア in パリ」と銘打たれた福島県産品のPRイベントが開かれました。せっかくの機会なので、どんな様子なのかのぞいて来ました!
会場となったレ・キャトル・タンとは、パリ近郊に造られた高層ビルが立ち並ぶビジネス街にある巨大ショッピングモールです。服や雑貨のお店、スーパーマーケット、レストラン、映画館が入っており、週末になると近隣郊外に住むフランス人でとても賑わいます。
ビジネス街と言うと、平日以外は閑散としていると思うかもしれませんが、郊外の住宅街の中に、ポンと高層ビル群が集まる形であるため、休日も人出は多いです。ショッピングモールの雰囲気は、郊外の巨大イオンモールに近いです。
イベント当日は、桃、あんぽ柿の試食や、会津地方の郷土玩具・赤べこの絵付けなどが行われました。また福島県の内堀知事が来仏したこともあり、日本のメディアがいくつか取材に。知事は福島県産のお米を来場者に配るなど、県産品をアピールしていました。偶然通りかかったフランス人も、配られていた試食を食べてみたり、係りの人に興味深げに質問していましたよ。
フランスで「Fukushima」と聞くと、入ってくる情報が少ないこともあり、どうしても原発事故の印象が先行してしまいます。こういうイベントを通して、原発だけでない、さまざまな角度からの「福島」のイメージが、フランスの中で重なっていくと良いですね。
【データ】
住所:15 Parvis de la Défense 92800 Puteaux
営業時間:10時〜20時30分(日曜は〜20時)
定休日:無
最寄り駅:地下鉄1号線/RER A線La Défense
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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