台北で話題!謎のシュールな鳥人間
![IMG_9516.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kaohsiung/assets_c/2018/04/IMG_9516-thumb-730x540-356166.jpg)
台北駅から地下鉄駅につながる地下街を歩いて
階段を降りようとすると目にはいるオブジェ。
なんでしょうこれ?
鳥人間?
黄色い鳥の頭をもち、体が人間。
しかも、頭から水が流れているんです。
不思議なオブジェ。
どうやらこのオブジェ日本人観光客の間では
かなりの話題になっていて写真に収める人が
多いということで、台湾でも話題になっています。
何かのキャラクターと思いきや、実はよくよく
見てみるとこれは芸術作品なんですよ。
タイトルは「夢遊」。
作者は何采柔さんと郭文泰さんの
おふたりの共作。
台北當代藝術館の企画展示です。
このオブジェがなぜここにあるのか
解説をみると理由がわかります。
![IMG_9522-3.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kaohsiung/assets_c/2018/04/IMG_9522-3-thumb-730x540-356168.jpg)
台北の都会の喧騒の中、「夢遊」(白昼夢)が
ひとときの間単調な日常生活から開放してくれます。
草原の中にたたずむ、鳥の頭をもつ少女。
手には鉛筆が握られ、頭からは水が体へと
流れています。
永遠に成長することのない女の子、
永遠に字を書き出すことの無い鉛筆。
静寂と流動、現実と幻想の間で
とどまる時。
この鳥人間が見るものを少女の足元に留まらせて
微笑み、夢を見るようにといざないます。
まさしく、いきかう人々で喧騒的な
地下街の一角。そこだけ、時が止まっている
ようです。
気になるあなたもぜひ台北地下街でご覧ください。
白昼夢をみるのもいいかも。
ただし、時間は忘れずに☆
オブジェ《夢遊》Daydream
場所:中山地下街と台北駅M1出口の間
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