【コルドバ】花であふれるパティオで手作りのお土産を探そう
5月のコルドバは、5月の十字架祭り、パティオ祭り、フェリアと大きなお祭りが3つもあります。夏は"アンダルシアのフライパン"と呼ばれるほど暑くなりますが5月は気候的にも過ごしやすいので、コルドバに行くには最適のシーズンです。
世界遺産に登録された大聖堂"メスキータ"などの観光名所と並んで有名なのがコルドバのパティオ(中庭)文化。パティオがある住宅やパティオを飾る習慣はローマ人、アラブ人の時代から現在に受け継がれています。今の季節は、鮮やかな花で飾られたパティオが見どころ!
とはいえ、多くのパティオは個人所有のため、パティオ祭りを除くとなかなか見る機会はありませんが、バシリオ通り44番地(Calle San Basilio 44)にあるパティオは年間を通して公開されています。このようなつくりのパティオはもともと集合住宅だったそうで(共同の井戸や洗濯場があります)、ここは現在工芸品などを扱う数軒のお店が入居しています。
入って右奥に陶器や扇子を扱う小さなショップがあります。工房も兼ねており、店主のInmaculadaが絵付けをしながら自分の作品を売っています。
カラフルな色彩がアンダルシアらしいですね。私は色違いでいくつかの扇子を持っていて、夏になるとその日の服装に合わせて持ち歩きます。日本の友人たちのお土産にも買って行くことがあり、たまに「壊れちゃったから今度新しいの買ってきて~」なんてリクエストをもらうことも。かさばらず重たくもないので、スペインのお土産にはもってこいだと思います。
ほかにもお土産に使えそうなこまごまとしたものが置いてありますので、パティオ見学のついでにぜひお店を覗いてみてくださいね。この地区は私のお気に入りです。パティオの隣にはおススメのレストランがありますが、それはまた別の機会にご紹介します。
Inmaculada Alarcón
Taller de Cerámica
住所:Calle San Basilio 44 Córdoba
営業時間(パティオ):年中無休。10:30~14:00、17:00~20:30が基本
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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