オーストリアの病院で入院ってどうなの?Part 2
Servus!今を遡ること4年前...。オーストリアの入院事情についてこちらでまとめましたが、第2弾です。そう、また入院です(再び夫が※今はすっかり元気です)今回は少しだけ入院が長引き、筆者もこちらの入院生活を前回より色々と見ることが出来たのでこれからオーストリアへ住む予定の方、またはオーストリアの病院での入院に興味ある方の参考になればとまとめました!
前回はハル・イン・チロルの病院でしたが、今度はインスブルック病院。ハルと違い広大で何度か迷いました(笑)
・病院着は?
上下に分かれているパジャマ(青)と羽織るタイプ(白)の2種類。ハルでは後ろががら空きのスモックタイプのみでどうやっても背中と下着が丸見え状態で、わざわざ家へ戻って用意しなければならなかったのでこれは助かりました!これ以外でも各自用意した服も持ち込んでOK!
・入院費は?
大部屋を選ぶと無料です。3~シングルルームだと有料となりますが、個人が加入している保険によってはこれらの部屋が無料になる特典もあります。インスブルック病院ではシングルだと1日につき60ユーロかかるそうです。
・部屋はどんな感じ?
今回は2人部屋でしたが、テレビは好きな体勢、高さで合わせられるようになっています。
頼めばWi-Fiも利用可能。
通路側に2人分のロッカーが並んでいたのですが、こちら側のベッドになったら窓際のベッドの人が荷物を出し入れする時は気になるなと思いました(笑)ただ、各自ベッドの横に小さい引き出しはあるのでロッカーには退院用の服や頻繁に使わない道具を入れることになるのでしょう。
・日本の病院と違うところは?
インスブルック病院も他人とのベッドの間にある仕切りがない!横を向いた時に向かいの人と目が合ったら気まずいし、着替えの時はわざわざトイレまで行く必要があるのでは...?入院していた本人は全く気にしていませんでしたが筆者はこれはちょっと嫌だなと思いました。そして何より隣で緊急事態が起こったらどうなるのか...。さすがにその時は配慮すると思いますが...。
・入院食は?
昼、夕食は通常メニューのほかに特別メニュー、肉なしなど数種類から選ぶことが出来ます。
メニュー表。
ある日の昼食。
牛肉の煮込みとご飯。
鶏肉とパスタ。
こちらは豚肉の煮込み。
ハンバーグ。
おやつはコーヒーかお茶、ケーキ。
朝は写真のようにパン、ジャムかハムといったメニューで変わりはないそう。
日本人なら朝は温かいご飯が欲しくなる人もいるかもしれませんね!
全てとはいかないものの、こちらの病院で筆者が見て気になったところを挙げてみましたがいかがでしょうか。日本で入院するのも不安なのに海外での入院となると食事は?設備は?など色々考えてしまいますよね。もちろん病院によって設備や食事、システムも違いはありますが、この記事が特にこれからオーストリアの病院を利用する方にちょっとでも役に立てば幸いです!
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