No124:モロッコのタクシー事情①~プチタク編~
モロッコのタクシーの乗り方、何が本当?ということで、今回はタクシーの乗り方についてご紹介します。
「ぼったくられた!」とか、「私達は○○DHで乗れた!」とか、ブログ記事やインスタ書いている人をなどでよく見ます。いったい、何が本当なのでしょうか?
まず、タクシーにはプチタクシー(小さなタクシー)と、通称プチタクと、グランドタクシー(大きなタクシー)通称グラタクと2種類あります。各街によってタクシーの車体の色が違います。
今回はプチタクシーのご紹介。
プチタクシーとは市内タクシーのことです。各街によってタクシーの初乗りの値段も違います。夜になると夜間料金です。
【参考価格(2018年度)】(初乗り→夜間初乗り)
マラケシュは黄色(1,7DH→2,1DH)
カサブランカ(2,1DH→2,5DH)
ラバト(1,4DH→1,7DH)
しかし、街によっては例えば、エルジャディダは1人10DH。
ベニメラルは1台7DHです。アイナッサルドゥーンという山の上の公園に行くときだけ10DH。夜間は街中も10DHです。
タクシーの色は街で違います。
ラバト・シェフシャウエン→青
カサブランカ・アガディール・フェズ→赤
マラケシュ・べにメラル→黄色
モハメディア→黄緑
メクネス→水色
タクシーのメーターはステレオの下や、ミラーについていたりと様々。
マラケシュの場合、駅からジャマエルフナまで10DH前後だと思います。新市街のスーパー、カレエデンにあるカルフールまでは7DHです。
ラバトやほか地域はだいたいメーターを使ってくれます。マラケシュやカサブランカの駅や観光地に停まってるタクシーはだいたい使ってくれません。観光客のみなさんが乗る場所が観光地なのでメーターで行くのは難しいですが、乗れると便利にこしたことはないです。カサブランカのモロッコモールはCasa Portの駅からメーターで40Dh前後ですが、なかなかメーターではいってくれません。
タクシーは3人まで乗車可能で、相乗りです。タクシーの止め方は何人乗りたいかを指で出して、行きたい方角を指すのが、モロッコ流。
先ずは、窓越しに行き先を伝え、OKなら乗り込む。空いていても、先客との方向が違う場合は、NOの場合もあります。それぞれの値段がメーターで表示されますが、同じ方向に行くお客さんと一緒なのでたまに、大回りになり値段がかさむときも...(値段を引いてくれる運転手もいる)。さらに、一人も乗っていない場合でも、自分の家の方向と違ったり、モスクの方向と違ったりすると、断られる場合も。ホテルから観光地までタクシーをフロントの人に呼んでもらうのもいいですが、せっかくなので現地のタクシーつかまえてみてください。
モロッコは白タクはいないので、タクシーと書いたものに乗りましょう。車体に番号が書いてあります。タクシーは全て登録してあり、日本のようにたくさんタクシー会社があるわけではないので、車体に書いてある4桁の番号を乗る前に覚えておきましょう。もし、万が一忘れ物とかをすると、戻ってくる可能性があります!
イスラム教に勧誘されたり、食事に誘われたり...現地の人とのディープなコミュニケーションがあるかもしれません。
マラケシュだと、ちょっと駅や観光地から離れるだけで、メーターを使ってくれるタクシーがたくさんいます。
ぜひ、タクシーにトライしてみてください。
もちろん、日本のように自動ドアではないので自分でドアは開閉しましょう。
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