パワーあふれる富士山スポット~南アルプス景観100選「中野の棚田」
早いものでもう9月。稲刈りシーズン突入ですね~♩
山梨県南アルプス市に広がる「中野の棚田」へ行ってきました。
ちょっと迷いましたがぶじ到着。富士山を望める棚田の絶景スポットがここなんですね。
おーっ、段々になった田んぼが広がっています。広々としていて、なんて気持ちがいいんでしょう! 撮影をしている方もいらっしゃいました。夏の終わりの風景をテレビで放映するのだとか。ここの風景は、山梨の風物詩なんですね。
棚田の向こうには、富士山が顔をのぞかせていました。もうちょっと雲が流れてくれたらな~でも青い空が田んぼの上に広がっていてさわやかな風が吹き抜けていくのがなんとも心地いい! 5月の田植え前には、水を張った田んぼに頂に雪を乗せた逆さ富士が見られるそうです。来年は、ぜひ見に来なくちゃ。
棚田のあいだに広がる道を散策してみましょう。
稲が実りのときを迎えています。たわわに実った稲の一粒一粒がお米。毎日食べているご飯なんですよね。そう思うと、数えきれないほどの稲が実ったその風景のなかにいるだけでパワーが湧いてくるようです。
畦道には様々な植物が。セリ、ヨモギ、ドクダミ、ハコベ、カキドウシ、ヤブカンゾウ。真っ白で清楚なニラの花も咲いていました。「中野の棚田」では、6月には蛍が舞う姿も見られるそうです。絶滅危惧種のアカハライモリも生息しているとか。水源が近いこともあり、田んぼの水がきれいに澄んでいるからなんですね。
すでに稲刈りを済ませた田んぼもちらほら。無農薬で米作りをして収穫した稲を天日干しにしている田んぼの方にお話をうかがうことができました。「南アルプス棚田を愛する会」の上田睦美さんです。
「南アルプス棚田を愛する会」では、棚田を通じて田植え体験、稲刈り体験など様々なイベントを企画しています。10月には「新米を食べる会」もあるそうですよ。
上田さんは、ご自宅で農家民宿もされています。
棚田での体験のほか、ハーブのインストラクターである上田さんにハーブのことを教わりながら摘みとったハーブでハーブ料理を一緒に作ったり、ハーブティを味わったりすることができます。
「棚田って、景観が素晴らしいだけじゃないんですよ」と、上田さんに教えていただきました。
田んぼと田んぼのあいだに積み上げた石の隙間には、太陽の光や風が通り抜けて微生物を活性化し、自然とエネルギーの高い土壌を作り上げていく仕組みになっているんだそうです。稲穂のなかを歩いてパワーが湧くように感じたのは、森林浴と同じくフィトンチッド効果があるからなのかもしれません。
南アルプス景観100選にも選ばれた棚田&富士山スポット。
パワー感じる稲穂の季節も、あともう少し。
ぜひ遊びにいらしてください!
「中野の棚田」
住所 山梨県南アルプス市中野
問い合わせ先 南アルプス市観光協会 055-284-4204
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「南アルプス棚田を愛する会」
☆棚愛の活動を一緒におこなう棚田ファミリー募集中☆
その年の田植え、草取り、稲刈りに参加された方は、収穫した無農薬のお米を購入していただけます。
定価1㎏800円(新米900円)
電話 080-5497-6231(上田)
メール mk-sakra@ezweb.ne.jp
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「南アルプスサンクチュアリ-ガーデンハウス」(上田さんの農家民宿)
〒400-0316 山梨県南アルプス市中野
電話 080-5497-6231
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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