ナポリのお勧めバール・イタリアで一番になったこだわりコーヒーのバール
みなさん こんにちは!
ナポリといえばコーヒーですが、そのナポリでもナポリのコーヒーとはちょっと違うコーヒーを淹れてくれるバールがあります。
このバールは歴史中心地区の喧騒から離れたヴォメロ地区にあります。
ヴォメロ地区にはサン・マルティーノ修道院やサン・テルモ城などがある高台の地区です。
バールの名前は「ヴェンティメートリクアードリ スペシャリティコーヒー」、お店の大きさからとっています。
イタリア語で20平方メートルは20(ヴェンティ)平方メートル(メートリクアードリ)なんです。
かわいいインテリアとオーナーのヴィンチェンツォさん、看板娘のジュリアさんの親しみやすい雰囲気とが相まって小さいながらとても居心地の良いゆっくりした雰囲気のお店です。
小さいけどカワイイ内装
なんといってもここはこだわりのコーヒーを淹れてくれます。
そのこだわりで去年イタリアのバール一番に輝きました!
ヴィンチェンツォさんは色んな所で働いた後、コーヒー豆を探し、行きついたのがフィレンツェのメーカーでした。
このコーヒー豆もイタリアで一番美味しいコーヒー豆に選ばれたそうです。
ヴィンチェンツォさんも初めて飲んだ時は酸味が強すぎると思ったみたいですが、2度3度と飲んでいくとこの豆の虜になったそうです。
なので彼曰く、このバールのコーヒーは2度3度飲んでいくうちに美味しさがわかってくるそうです。
ヴィンチェンツォさん。初めてのお客さんにはお店のコーヒーについて説明してくれます。
私も正直言って初めて飲んだ時は「えっ」という感じで美味しいとは思わなかったし、2度3度飲みたいとも思わないと思ったんですが、飲んでいくと美味しいと思ってきたので、ちょっと根気がいりますね!
コーヒー豆もこだわっていますが、全てにおいてこだわっています!
コーヒーを淹れる時も毎回秒数を計って、秒数が多かったり少なかったりすると次の豆の挽き具合を変えています。
そして飲み方はお砂糖なしで、お砂糖を入れるとコーヒーの風味が損なわれるのでお砂糖なしで飲んでみて欲しいとのこと。
どうしてもお砂糖を入れたい人は入れたっていいよ。と言ってました。
スプーンが付いてるので「何でお砂糖入れないのにスプーンつけてるの?」と聞いたら、コーヒーを淹れる時始めに濃いのが出て最後にカフェインが出てくるので飲む前に混ぜて均一にしてからコーヒーを飲んだ方がいいと。
でもカフェマッキアートやカップチーノの場合は牛乳を入れる前にコーヒーを少し混ぜてから牛乳をスキュマートしたものを入れるのでそのまま混ぜずに飲んでも大丈夫なんだそう。
私はここのコーヒーは酸味が強いのでカフェマッキアートなど牛乳を入れて飲むとより美味しいと思います。
ここのバール、日本人にうれしいのはアメリカンコーヒーがあることです!
イタリアのバールでアメリカンコーヒーを頼むと、エスプレッソにお湯を注ぎ足してアメリカンにするので美味しくないのですか、ここは豆もアメリカンに適した豆を使い、ドリップ式で淹れてくれます。
エスプレッソが苦手という方も多いので、ちゃんとしたアメリカンコーヒーをナポリで飲めるのはうれしいですね!
アメリカン淹れてるとこ撮る?とノリノリで撮影に参加してくれました!
コーヒーが大好きな方、そうでない方もサン・テルモ城などにパノラマを見に行った帰りにちょっと美味しいコーヒーを飲みに立ち寄ってみてください!
ナポリのコーヒーとはちょっと違ったコーヒーに出会えますよ。
Ventimetriquadri-Specialty Coffee
Via Gian Lorenzo Bernini, 64a
地下鉄VANVITELLI(ヴァンヴィテッリ)駅から出てVIA G.L.BERNINI(ベルニーニ通り)を歩いて徒歩5分くらい。
筆者
イタリア特派員
Nakky
2006年からイタリア在住。色んなナポリを紹介したいと思っています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。