ジャン=ポール・エヴァンが出す2019年クリスマスのビュッシュ・ドゥ・ノエルまとめ

今年のクリスマスケーキは決めましたか? 10月に入り今年も年末の足音が、小さいながら少しずつ聞こえるようになりました。パリには絶品スイーツがたくさんありますが、その中でも今日は、ジャン=ポール・エヴァンのクリスマス商品をご紹介します。

ジャン=ポール・エヴァンが出す今季2019-2020年コレクションのテーマは「LE BONHEUR EST DANS LE PRÉ...et dans la nature(幸せは草原の中に...自然とともに)」。チョコレートは豊潤で恵みをもたらす大地の恩恵なしでは成り立たないというテーマのもと、自然へのリスペクトと独創性にあふれた商品になっています。
先月パリ市内サン・トノレ通りのお店で開かれたプレスプレビューにうかがってきたのですが、当日はエヴァンさんご本人が関係者を出迎え、各商品の説明をしてくれました。プレゼンテーションされた中の3種類のビュッシュ・ドゥ・ノエルを日本で買うことができます。

■ビュッシュリケン(Bûche Lichen)
リケンとはフランス語で「苔」のこと。樹皮をショコラで再現し、木を覆う苔も再現されています。濃厚な味わいのベネズエラ産カカオのムースに、コーヒー風味のムースとビスキュイショコラを合せ、シナモン香るサクサクとした食感のサブレでアクセントを出しています。

■ビュッシュホープ(Bûche Hope)
ジャン=ポール・エヴァンの「Hope(願い)」とユーモアを込めたケーキで、地球を守るために天使たちが踊っている様子が表現されています。花や木を思わせる香りが特徴のエクアドル産カカオのムースに、小麦粉不使用のビスキュイショコラ、クレームブリュレ、マロン風味のサブレを合わせています。

■ビュッシュエルビエ(Bûche Herbier)
「ビュッシュ・ヴォワイヤージュ(旅するビュッシュ)」のイメージで、遠い地から持ち帰った草花の植物標本、その様式と魅力を表しています。エクアドル産カカオのムースにオレンジの花の爽やかな香りを加えたビスキュイショコラ、オレンジマーマレードの組み合わせています。

フランス限定で売られる商品は、冬用の薪を保護する雨よけからインスピレーションを受けた「ビュッシュアブリ(Bûche Abri)」、樹皮を集めたカゴを表現した「エコルス(Écorce)」があります。また日本でも売られる商品でも日仏ではサイズが少し異なります。


フランス限定商品の日本での購入はできませんが、もし年末をフランスで過ごされる方は、フランス限定商品も今年のクリスマスケーキの候補に入れてみてください。

筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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