映画好きの方におすすめ「キネマキッチン」
前記事からの続きです。
右京区太秦の、大映通りの中ほどにある「キネマキッチン」さんに着きました。
お店では食事&喫茶が人気ですが、ここではかつての映画の街である
太秦で撮られた映画や、その時代の映画にまつわる貴重な資料や、
当時の映画ポスター等が展示されていて、映画マニアには、たまらない空間が広がっています。
大映通りのスーパー前で見た、大魔神のフィギュアもあります。
こちらは、古い映画機材。
壁に貼られた映画ポスター。
左は、大映映画の看板スターの市川雷蔵と勝新太郎。
右は特撮映画「大魔神」。
《大映映画の二枚看板》
俳優・市川雷蔵さんは、15歳のとき市川莚蔵を名乗って歌舞伎役者として初舞台を踏まれています。
1951年に三代目市川壽海の養子となり八代目市川雷蔵を襲名。
1954年に映画俳優に転身。1959年の映画『炎上』での演技が評価され、キネマ旬報主演男優賞受賞、
ブルーリボン賞主演男優賞などを受賞されています。
そして、俳優・勝新太郎さんの生涯の出演作品は、192本。
人間味溢れる、よりリアルな演技を追及し続けた映画界の革命児と評され、
未だに伝説の役者と言われています。
かつて、日本映画製作のメッカだった太秦。
現在、京都に現存する撮影所は、松竹京都撮影所と
東映京都撮影所の二つのみです。
お店に流れるシネマの時間。
映画好きの方にお勧めのお店です。
《キネマ・キッチン》
〇 京都市右京区太秦多藪町43 うずキネマ館1F
(帷子ノ辻駅より太秦大映通り商店街方面へ約300m進むと、通りの左手1階。)
〇 075-882-3309
〇 営業時間
[月~土] 11:00~21:00
[日・祝] 11:00~14:00時
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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