ソフィア市民の憩いの場・パンチェレーボ湖
ソフィアの郊外にある人工の湖・パンチェレーボ湖。
このパンチェレーボ湖は1956年に、ソフィアへの水の供給のために作られたものでダムとしての役割を果たしています。
ちょうどこの近くから温泉が湧き出ているので、以前にこのブログで紹介した温泉プールや温泉も湖畔にあります。
(こちらの記事をご参照ください。)
全長3km、幅は広いところで700mあるパンチェレーボ湖。
その周囲は木々に囲まれた遊歩道があるため、週末には多くの家族連れが集まります。
私は友人たちと秋頃からハイキングをはじめいろいろなスポットを探していましたが、ここは歩道も整備されていて平坦なのでかなり歩きやすく、気軽なレジャーにぴったりです。
先日雪が降ったので歩きにくいかもしれないと心配していましたが、多少滑りやすい箇所はあるものの、傾斜がない道なので難なく歩くことができました。
湖の周りを歩いていると、冬でも釣りを楽しむ人々を見かけます。
冬場湖畔を歩いて体が冷えたら帰りは温泉に立ち寄ることもできますし、湖畔にはちょっとした屋台やレストランもあるので湖周辺で1日楽しむことができます。
四方を山で囲まれた盆地にあるソフィアは、冬場は深刻な大気汚染に悩まされています。
その理由は暖炉の利用(寒さのあまりときどき、薪以外にもタイヤなどを燃やす人もいるからだとソフィアの方々はよく話しています)と中古車による排気ガス。
このため中心部は空気が悪く、山はスキー客で溢れているため気軽にアクセスできるパンチェレーボ湖周辺は冬でも人気の様子でした。
なお夏にはカヌーやカヤック、ボートなど違ったアクティビティを楽しむこともできます。
夏のアクティビティに関してはまた紹介します。
今回はソフィア市民の憩いの場ともいわれるパンチェレーボ湖、冬の様子について紹介しました。
ブルガリアにお越しの際、自然に親しみたくなったらぜひ足を運んでみてください!
●パンチェレーボ湖(Pancharevo lake)
・アクセス: 市内中心部より車で20分程度、もしくはバス1/3/4番利用しPancharevo下車(市街地からの所要時間は30~40分程度)。
筆者
東京特派員
チカ
2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!
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