ワシントンDCならびにメリーランドの公共交通機関をご利用の方へ

公開日 : 2020年03月17日
最終更新 :

2020年3月17日、在アメリカ合衆国日本国大使館から受信した「新型コロナウイルスに関する注意喚起(第12報):当地における感染状況等(3月 17 日現在)」によると、当地の公共交通機関 DC Metro(WMATA)は,メトロ利用者の大幅な減少に伴う更なる減便を明日(2020年3月18日)から行なう旨を発表するとともに、メトロおよびバスは医療従事者、政府関係者、緊急対応者による必要(essential)な移動のためのものであり、どうしても必要な場合を除き利用しないこと、Tidal Basinでの花見にメトロやバスを利用しないこと(観光客のメトロ利用を抑制するため、Tidal Basin周辺駅を閉鎖することもあり得る)、体調がすぐれない場合、または何らかの症状がある場合は公共交通機関を利用しないことなどを呼びかけたということです。

また、同日、ワシントンDCに隣接するメリーランド州のホーガン知事は、メリーランド州内すべての車両排気検査プログラム(VEIP)ステーションを閉鎖し,ドライブスルー方式の新型コロナウイルス検査センターを設置すること、州民に対し不必要な旅行を避けるよう、また搭乗客および空港内で働く従業員以外がボルチモアワシントン国際空港(BWI)へアクセスすることは厳に控えるよう呼びかけたということです。また、MARCトレイン、コミューターバスの運行数を削減し、医師や警官などを職場に送る目的を中心に運行すること、一般客は病院・薬局・食料品店に向かうための目的を中心に運行すること、有料道路の料金所をすべてキャッシュレスに移行することを発表したということです。

明日以降ワシントンDCならびに隣接する各州へのご旅行を計画されている皆さま、詳細は、各交通機関にお問い合わせの上どうぞお気をつけてお出かけくださいね。

■在アメリカ合衆国日本国大使館:https://www.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19.html

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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