2020年パスクア復活祭:ナポリの過ごし方1
Ciao a tutti!
皆さん、こんにちは!
今年のパスクアPasqua(復活祭*イースター)は昨日2020年4月12日にありました。
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教においてクリスマスの次に重要な祭で、基本的には「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。
今回は、この新型コロナウイルスでイタリア全土は都市封鎖、外出規制のためにそれぞれ家でパスクアの祝日を迎えました。
教会でミサができないため、各地テレビで生中継されました......。
それから、ミラノでは大聖堂・ドゥオーモでコンテ・パルティロの曲でもお馴染み、有名なテノール歌手アンドレア・ボチェッリがイタリアと世界への愛と癒しと希望のメッセージを表すソロパフォーマンスを行いYouTubeからライブ発信されミサ曲などを歌いました。
わが家ではいつもでしたら、親戚と一緒に復活祭のフェスタをするのですが、今年はそれぞれの家でしめやかにするようにと自粛しました......。
ですので、カザティエッロCasatielloというパン生地にサラミとチーズ、卵を入れてオーブンで焼き上げるナポリ伝統食を作ったり、これまたナポリでは必ずパスクアで食べるパスタ・アル・フォルノPasta al forno(太目でやや大き目なショートパスタにラグーのソースとミートボールを入れモッツアレラチーズなどを入れてオーブン焼きにすること)を準備しました。
パスタの方は何度か作っていますので慣れていましたが、カザティエッロは初めての挑戦!
親戚の誰かが必ず作って持ってくるため、今まで自分では作ったことがありませんでした......。
早速〈カザティエッロ〉の作り方を!
これはピッツア用の生地
あとで少し使う生地の部分を切っておきます。
生地をこのように伸ばしていきます。
サラミ、チーズをこのように切っておきます。
ハムもこのようにしておきます。
そのあとさっき切っておいた具を生地にのせます。
生地を半分に折ってカザティエッロ用の型に入れます。
先ほど少し取っておいた生地を細く伸ばして卵の上にさらにクロス状にしてのせます。
そして170度のオーブンで30分程度焼いてでき上がりです......。
卵の上にクロスをしたのに消えた!? 卵も割れてるし......どうしてこんなことに!?
実は夫が古くなったオーブンは使ったら危ないよ!ということで急きょピッツア用のオーブンで焼くことになり、ピッツア用オーブンの幅が狭く......上にひっついてしまったのでした......ガーン。涙
見かけはさておき、材料をすべて私好みでチョイスしたので味はおいしかったですよ!!!
次回はパスタ・アル・フォルノをご紹介しますね!!!
ピッパ
筆者
イタリア特派員
ピッパ
イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。
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