バルセロナでも、2020年5月25日からフェーズ1になりました。
先日の投稿に引き続き、バルセロナの現在の状況をお届けします。
バルセロナやマドリードもよやく、72日間の軟禁生活を経て25日からフェーズ1という段階に進みました。
フェーズ1
ホテル:共有部分は私用不可
バル:テラス席で半分のみ利用可
友達や家族と会うは10人までなら可能。
ということで、今まで閉まっていたバルも続々と開店し、テラス席の半分しか提供できないため、どこも満席状態です。
家の近くの海の様子を見に行ったところ、すでに海水浴している人たちもいました。
砂浜にあるバルはもともとすべてテラス席ですから、皆さま水着のままビール片手にのんびりされていて、解放感に包まれた雰囲気でした。
砂浜ではないけれど、海が見渡せるレストランも大にぎわいでした。
町なかでは、皆さま70日の軟禁生活を経ての久しぶりの再会で、男女問わずいつも以上に強く、長くハグをしている人々をよく見かけます(このハグが感染防止の観点からするとよくないような気もしますが......文化ですから仕方がないですね)。
ところで、先日歯医者に行ったので、歯医者の様子をお伝えします。
まず、お水のサービスがなくなっておりました。
道に迷ってしまい、小走りで来たため、水が飲みたかったので残念でした。
すでにこちらは日中暑いので、普通に歩くだけでも汗ばみます。
日焼け対策も必須です。
そして、待合室の椅子にはこのような紙が置いてあります。
「ソーシャルディスタンスを守るために、こちらには座らないでください」と書いてあります。
ソファにふたり並んで座らないでくださいということです。
マスクは着用が義務なのでマスクはしていましたが、手袋も必要なようで、手袋は受付の人がくれました。
ゴム手袋はスマートフォンの画面にも、しっかり反応するんですね。
スーパーでもそうですが、手袋は無料でもらえる率が高いです。
歯科の先生や助手の方々はマスクだけでなく、プラスチックで顔全体を覆うものもしていました。
そして、ショックだったことが、歯に痛みを感じて歯医者に行き、原因がわかったのはよかったのですが、次の予約が10日後でした......。
新型コロナウイルスが原因で今までのように予約を詰められないのと、同じ患者の予約は一定期間空けないといけないようです。
まさか、こんなところにまで新型コロナウイルスの影響が、という感じですが医療従事者の方、患者への影響を考えての措置だと思うので仕方がないですね。
本当に緊急の治療が必要であれば治療してくれると思うのですが、私は緊急とは見なされなかったようです。
今のところ6月15日まで、日本人旅行者のスペイン入国はできず、スペインも日本と同じく、なんらかの事情で入国した方は住居または宿泊先で14日間の隔離が実施されております。
少しずつ活気が戻ってきてうれしい限りですが、まだまだ新型コロナウイルスの感染者はいますので、気をつけて過ごしたいと思います。
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