アルゼンチン旅行業界は新型コロナウイルス対策全国隔離措置で経済的に大打撃のため2020年7月15日全国デモを開催!(ただし車両で......)
現在、アルゼンチンは特に観光業は新型コロナウイルスのための全国隔離措置で、もう4ヵ月ほど、国際はもとより国内の往来がありません。そのため、観光業は大打撃を受けています。
もちろん安全のために仕方のないことでもありますが、やはり厳しい隔離措置はさらに多くの自営業、特に家族営業の多い地方の
旅行会社や宿泊業、飲食業、運輸業、運転手、ガイド、その他関連職従事者の収入はゼロの状態です。そのため政府に訴えるMARCHA行進デモが開催されます。コロナ禍なので車で行進を行います。
求めているのは 緊急法案をぜひ早く可決してほしい。
そして特に観光税30%撤廃/自営業者の税金を免除/従業員給与補填策拡大、など です......。
普段はデモといいますと、こんな風に大統領府の前などに張り込みバリケードをしたり、行進をするのですが今回は無理ですね。
(うしろは大統領府です)
こんなダムもありまして、水に山にすてきなところですね。
こちらは観光業者自主集会のリーダーのマルセロさんからでコルドバ州のラファルダ LA FALDAというところです。
アルゼンチンの人たちは夏は特にこの辺に避暑に行く人が多く、芸能人から家族連れなどが普段ならよく行くんですけれどもね......。
またお話していたのは観光ホテルのために洗濯を請け負っている業者、野菜などの食品を提供している業者、畑の人......観光といってもさまざま職業が世界中で大きな影響を受けています......。
折しもアルゼンチンではメンドサやコルドバでは、7月から多少の飲食店などは開店しているところも出てきましたが、まだまだ通常通りには戻りません。7月12日から感染者10万人を突破しました。10万6910 人、死者は1968人、7月14日は3645人の新患者数で、65人が亡くなりました(ただし半数近くはすでに回復)。また8月から学校に戻れる地方の州もあります......。Catamarca, Corrientes, Formosa, Misiones, San Juan, Santiago del Estero, Santa Fe, San Luis y Tucumán
ただし社会的距離など新しい日常の学校生活に。しかし国レベルでは特にブエノスアイレスでは、まだまだ隔離措置、在宅令は続きます。
筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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