"裏那須"の稜線を歩く山旅@下郷町

公開日 : 2020年10月26日
最終更新 :
筆者 : bill

下郷町は福島と栃木の県境に続く裏那須の稜線を歩いてきました。

"裏那須"とは、大峠を挟んで那須連峰に続く山塊の俗称で、最高峰は三倉山です。

茶臼岳をはじめとした"表"の華やかさとは違い、静かな山旅を楽しむことができます♪

今回は、大峠林道を起点に流石山・大倉山・三倉山の三山をつなぎました。

下郷町南倉沢地内上空より望む裏那須の稜線

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〈参考〉 三本槍岳より望む裏那須の稜線↓(2017年11月)

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観音沼を過ぎ、野際新田地区より日暮滝の駐車場まで車で進みます。

(災害復旧工事のため、現時点で最奥となる駐車場は日暮滝前です)

色づきを増しつつある日暮滝

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アスファルト道を終え、一般的な登山道へ入ります。

付近はカラマツやダケカンバなどが目立ちます。ブナは比較的若い樹が多い印象です。

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樹林帯を抜けた先で大峠へと出ます。

三斗小屋温泉や三本槍岳方向との分岐となります。

お地蔵様に手を合わせたあと、流石山へ。

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急登を過ぎると、なだらかなアップダウンのある稜線へと出ます。

流石山、大倉山、三倉山へと続く稜線

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三倉山から土倉山へと続く稜線

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福島県側の眺望です。

手前に観音沼、そのやや右上に道の駅しもごう。最奥には飯豊連峰が確認できます。

小野岳の奥に広がる会津盆地は、まだ雲海が広がっています。

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やや進んで、歩いて来た稜線を振り返ります。

旭岳(甲子旭岳・赤崩山)周辺はいまだガスの中です。

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このあと、次第にガスに包まれてしまいました。

ルートの確認は比較的容易な山ですが、不安を感じる方は戻る選択をお願いします。

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折り返し地点でもある三倉山の山頂直下でガスが抜け始めました。

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三倉山の山頂へ。

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観音沼から下郷町中心部方向を俯瞰します。

左手前は唐沢山です。

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休憩中に旭岳がその全貌を現してくれました。

どの方角から見ても端正な秀峰です。

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歩いて来た裏那須の稜線です。

バックには那須連峰の一大稜線が見えています。

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山頂を後にし、同じルートを戻ります。

復路でも時折ガスに視界を遮られましたが、おおむね展望を楽しむことができました。

大倉山とその北斜面です。

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旭岳方向

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西へと延びる県境の稜線

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大倉山頂直下で三倉山を振り返ります。

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那須の山らしい強風を栃木県側から受けつつ稜線を戻ります。

なお、風除けとなるポイントは灌木帯の中に複数見られます。

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筆者

福島特派員

bill

福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。

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