レトロな雰囲気を味わえるウィーンのサロンカフェ「Adlerhof(アードラーホーフ)」
ロックダウンが解除どころか、なかなか緩和もされないオーストリア。政府からは、飲食業、および観光業の再開について、2021年2月中は不可能であることも発表されています。
早く再開されることを祈りながら、それまでに少しでもお出かけ気分を味わえるよう、ウィーンの魅力あるカフェやレストランを紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは、レトロなキャラクターを残しつつ昨年改装オープンしたサロンカフェ、「Adlerhof(アードラーホーフ)」。それではおしゃれな入口から入っていきます。
入口を抜けると、ヴィンテージランプが放つ、落ち着いた照明の店内。
昔はサッカー観戦もできたというレトロなレストランを改装したAdlerhof。年代を感じさせる当時のままのダークグリーンの座席や家具が、モダンなスタイルと見事に調和しています。すてきな壁紙は1960年代のもの。
奥にはヴィンテージランプに照らされた雰囲気抜群のバーもあります。ちょっと飲むのにもおすすめ。
店内中央にある美しい螺旋階段は、昔は地下まで続いていたもの。現在は使われていませんが、絵になるインテリアとして目を引く存在。
奥のエリアはさらに照明が暗く、ムードたっぷり。ランプや家具はヴィンテージ品で、まるで美術館のよう。
運ばれてきたのは、お茶碗よりも大きなカップに入れられたカフェオレ。これは飲みごたえたっぷり!
砂糖の包み紙にもAdlerhofの文字が。細かいところもオリジナリティであふれています。なんとなくノスタルジックなデザインがすてき。
こちらは、ゴージャスにスパークリングワインがついたスモークサーモンの朝食。デザートのクレームブリュレは濃厚。
そしてこちらは野菜中心のオリエンタルメニュー。ヘルシーなオイルでグリルされた香ばしい野菜が、たっぷりの自家製フムスの上に盛られています。
お手洗いのある地下は、ミステリアスな雰囲気でアート感たっぷりの空間。
カフェの店頭に並んでいるのは、昨年紹介したデュルンシュタインにあるベーカリーSchmiedl (シュミードゥル)」から毎日配達されるパン。
Sの刻印がシンボルのヴァッハウアーラーベールを含め、すべてのパンを持ち帰ることができます。カフェを利用せずにパンだけ持ち帰ることも可能。
早く安全な旅が再開されますように! 将来ウィーンにお越しの際は、ぜひAdlerhofへ!
・住所: Burggasse 51/6, 1070 Wien
・Tel: +43-(0)1-522-4905
筆者
オーストリア特派員
雅碧 Léontine
大学卒業後は外務省に勤務した後、ドイツ・オーストリアに拠点を移し始める。現在はウィーンで翻訳業等に勤しみながら、オーストリア人の夫、愛娘たちとアクティブに暮らす。
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