イビサの田舎暮らし 2月
多くの人のイビサ島のイメージはリゾートもしくはクラブなのではないでしょうか。
小さな島ですが、いろいろな面をもったおもしろい場所です。
例えば......
・世界遺産
・フェニキア人の足跡
・カルタゴ人の住居の名残
・海賊に襲われ、海賊に護られた島
・パワースポット
・セレブ
・グルメ
・ヒッピー
・60ヵ所以上あるビーチや入り江
興味深いですよね。
そうなのですが、私のイビサのイメージは......
私のイビサのイメージはいつも田舎、きれいな田舎です。
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歴史や伝統が好きで、自然が好きで、各土地の料理やお酒が好きなうえに、ツーリストガイドをしていたので旅行に来られる方へのおすすめを中心に書いてきましたが、コロナのために旅が容易にできなくなったので、ここでの暮らしを綴りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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イビサでは12月と1月にきのこ狩りをします。
きのこ狩りはマジョルカ島やバルセロナのあるカタルーニャ地方でも盛んです。
山のなかはけっこう険しい獣道をぬってゆくので昔は好きではありませんでした。
いまでは松茸まで見つけられるので、楽しんでいます。
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ちなみに採った松茸は手で細くさき、イビサの松茸は苦みがあるのでゆでて、ゆで水を捨て苦みを取り除き佃煮にします。香り・食感も楽しめます。
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2月に入ると野生のアスパラガス採りです。市販のものと違い、とても細いです。
アスパラガスは雑草のように石垣の端や道端に生えています。
葉がイガイガしていて採る時快適ではないんですがたくさん生えているのでそれだけでうれしくなります。
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採ったアスパラガスは手で小さく折り、生のままアーティチョークと玉ねぎと一緒によく炒め、溶き卵に混ぜ、塩を少々入れます。
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スペインオムレツの作り方と同じで、油を熱くしたフライパンに野菜の入った卵を流し込み、焦げないように気をつけながら、卵が淵につかないようまとめていきながら片面を焼き、お皿で蓋をしてフライパンをひっくり返します。形を整えながら中火で中に火を通します。
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アスパラガスのトルティージャ。一度試してみてください。
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筆者
スペイン特派員
今岡史江
1993年よりスペイン在住。車好きが高じて自動車整備士の資格をとり、ただ今トヨタ・イビサでメカニック中。
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