丹生都比売神社①:弘法大師空海に高野山を授けた丹生明神

公開日 : 2021年04月29日
最終更新 :

慈尊院シリーズに引き続き、高野山に関連する神社を紹介します。

この「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」も慈尊院、丹生官省符神社と同様に、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の「高野山」に含まれています。

紀伊山地の入口にあたる天野の地に鎮座する丹生都比売神社。

1700年以上前に創建されたと伝えられています。

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丹生都比売神社に祀られている丹生都比売大神(丹生明神)は、天照大御神の御妹神(稚日女命/わかひるめのみこと)とも言われています。

「丹」は朱砂(水銀の原料)の鉱石から採取される朱を意味し、水銀の採掘に携わった丹生氏が祀った神だという説もあります。

日本全国その鉱脈のあるところには「丹生」の地名や神社があり、この丹生都比売神社は全国にある丹生神社の総本社です。

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丹生都比売神社では、年に数回ライトアップと音楽演奏のイベントが開催されています。

私が訪れたときは雅楽の演奏が行われていました。

とても幻想的です。

この楼門の奥に、本殿があります。

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本殿は第四殿まであり、それぞれ丹生明神、高野明神、気比明神、厳島明神が祀られています。

高野明神(狩場明神)は丹生明神の御子で、弘法大師空海の前に狩人の姿で現れ、犬を遣わして高野山に導いたことから狩場明神と言われています。

気比明神は食べ物を司る神で、氣比神宮(福井県)からの勧請、

厳島明神は財運と芸能の神で、七福神の弁天さまです。厳島神社(広島県)からの勧請です。

これら四殿のほかに、鎌倉時代に気比明神と厳島明神を勧請した行勝上人が祀られている若宮があります。

行勝上人は神社の発展に尽くした真言宗の僧侶です。

また、明治時代に上天野地区の諸社を合わせ祀った佐波神社があります。

次回に続きます。

■丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)

・住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230

・参拝可能時間:24時間(授与所は8:30~16:30)

・駐車場:あり

・アクセス:JR和歌山線妙寺駅または笠田駅からタクシーで約20分、笠田駅からかつらぎ町コミュニティバスで約30分

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