人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方~アマガエルは友達
こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。
今回は「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」シリーズ第13回「アマガエルは友達」です。
上の写真は2021年5月22日、北杜市明野町のわが家の窓から見た風景です。こうして田んぼに水が入ると同時にいっせいにアマガエルが鳴き始めるんですよ。カエルの合唱です。うちの庭にもたくさんのアマガエルが棲んでいます。よく見るととってもかわいいんです。田んぼの多い北杜市で"田舎暮らし"をするのなら、ぜひアマガエルと友達になりましょう。
この季節見かけるのは、冬眠から目覚めた土の色や薄いグレーをした太った大人のアマガエルです。
それがだんだん、緑色を帯びてきます。ウッドデッキから庭へとジャンプする瞬間をとらえました。
6月くらいには、美しいグリーンのアマガエルが多く見られるようになります。黒いラインが歌舞伎役者の「隈取(くまどり)」のようじゃありませんか。
緑の葉が茂る季節、外敵から身を守るために緑になるんですよね。
ダンゴムシを捕まえています。わが家のウッドデッキは羽虫などを捕らえるのに格好の餌場のようで、たくさんのアマガエルが上ってくるんですよ。
登るの大好き。
隙間も大好き。
蛇や野鳥などの天敵から身を守り、餌を捕獲する場所として人間の近くを選んでいるんですね。
えっ、あくびしてる? いえいえ、これは脱皮する瞬間です。こうして口を開けて。
手(前脚)を振って、それを繰り返して皮を脱ぐんですよ。
夏の盛り、8月になると、生まれたての小さなアマガエルがいっぱいやってきます。
足を伸ばさなければ、体長2cmくらい。小指の先ほどの小ささです。
うーん、キュート♡
日々かわいらしい姿を目にするうち、生態もいろいろわかってきました。
脱皮の仕方だけではなく、鳴くのはオスだけで、鳴き袋があるのはオス。本人(本カエル)同士もオスメスの判断がつかず、交尾しようとしたら「俺オスだから」と鳴かれることもあるらしい。1時間~1日で色が変えられること。瞬きするのは、餌を咀嚼しているとき。などなど。
疑問を持つたびにネットで調べるようにしています。生態がわかるとさらに親しみがわきますよ。
1匹1匹性格が違い、カメラを向けると逃げていく子もいるけれど、わりとみんなおっとり動かず撮影させてくれます。
今年も田んぼに水が入り、アマガエルの季節がやってきました。みなさんも、仲良くなってみませんか。
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「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」バックナンバーはこちらです。
第1回「定点観測」
第2回「野鳥観察」
第3回「山菜を満喫」
第4回「空を眺めて」
第5回「薪ストーブ」
第6回「野の草花に親しむ」
第7回「蝶とたわむれて」
第8回「小さい秋みつけた」
第9回「石仏に親しむ」
第10回「甲州弁を学ぶ」
第11回「スモークベーコンを手作りする」
第12回「庭に宿根草を植える」
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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