名前の通り花で覆われたプエンテ・デ・ラス・フロレス
バレンシア市民の憩いの場トゥリア庭園は全長およそ10㎞。20世紀まで市内を流れていたトゥリア川の跡なのです。そのためいくもの橋が架かっていることが特徴のひとつ。橋の中には、Puente de las Flores(プエンテ・デ・ラス・フロレス)という、名前の通りに花で覆われた橋があります。ちょうどスペインがバブルに沸いていた2002年に完成しました。
![Flowers-Bridge-VV-00109_1024- Foto_BSV_Producción.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/valencia/assets_c/2021/08/52daa2d20aa91cadbc97b290d2151d33f651f934-thumb-730x486-565856.jpg)
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多いときは1年に5回も花を植え替え、年間維持費に50万ユーロかかる"世界でもっともコストのかかる橋"と揶揄されていたこともあります。2006年に当時のローマ教皇ベネディクト16世がバレンシアを来訪した際には、バチカンカラーで白と黄色の花が植えられたのですよ。クリスマスの時期はいつもポインセチアだったかと思います。財政難なのか、たま~に枯れた花のままなのはご愛敬。写真映えするスポットでもあるので、アフターコロナにバレンシアにお越しの際はぜひ足をお運びくださいね。
Puente de las Flores地図: https://goo.gl/maps/XzjLYVDgWv63T64AA
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10125/20221013_120801_a5728b36_w320.jpg)
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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