エストニアの首都タリン郊外にある博物館へ行ってきました(museum of fight for Estonia's freedom)

公開日 : 2021年11月19日
最終更新 :
筆者 : Chisato

Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)

日本の皆様、いかがお過ごしでしょうか? 新型コロナの新規感染者数が減っているようで何よりですね^_^

さて私はと言えば、タリン国際空港からバスで40分ほどのところにあるmuseum of fight for Estonia's freedomへ行ってきました。この博物館は個人所有の博物館で、第二次世界大戦に関する歴史や兵器に関する展示を行なっています。第二次世界大戦は遠く昔のことになりにけりかもしれませんし、エストニアの歴史に興味のある方はそう多くはいらっしゃらないかもしれませんが(私自身エストニアに引っ越してくるまで、エストニアの歴史と言えばロシア革命の流れの中で建国できた国々の中のひとつ、もしくはソ連の崩壊によって独立できた国々の中のひとつというイメージだけでした)今エストニアに住む私にとってエストニアの歴史を見て知って覚えておくことはとても重要なことなので行ってきました。

行ってみてびっくり! 入口には橋がかけてあり、それがもう世界遺産「旧市街」の一部!?と思うほど中世の趣きを感じさせるとても立派ですてきな橋でした。なんだかタイムスリップできちゃいそう!!!

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テンションが一気に高くなり、そのまま意気揚々と中へ入ると戦車を始め、多くのものが建物内外で私をお出迎え......そうでした、今日私は勉強しに来たのでした。途端に目が醒めます↓

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遠くに鳥のさえずりを聞きながら、第二次世界大戦に関する資料を見たり、外で戦車を見ながらお弁当を食べて休憩したり、また建物に戻ったりしているうちに、あー、昨日の昨日の昨日の昨日の昨日の昨日の昨日の......昨日、戦争で怪我をしたり亡くなったり大切な人を失ったりした人がたくさんいたんだと思いました。そしてその人たちのお孫さんとひ孫さんと私は今この地で一緒に暮らしているんだなと思いました(お子さん世代と私が接する機会はほぼありませんが、もちろんご存命です^_^)。過去と今がきちんと自然とつながっていき、肝に染みるものがあり、これ以上ここにいたら泣きそうだな、でもそれは失礼だなと思って、所有者の方にお礼を伝えて帰ってきました。

エストニアに初めていらっしゃる日本人観光客の方々はあまりエストニアに日数を割かないと聞いておりますが、もしよかったら2回目にいらっしゃる時はこちらに足をお運びいただければと思います。その際は必ず事前にお問い合わせを!

■museum of fight for Estonia's freedom

・住所:muuseumi tee 2,Lagedi,75303 Harju

・問い合わせ:+372 5691 3933

・休館日:不定休

またここでお会いしましょう!

筆者

エストニア特派員

Chisato

エストニアのいいところ、エストニアならではのこと、日本とエストニアの似ているところ、違うところなどをご紹介したいと思っています。

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