屋内マスク着用規制の暖和が決まったサンフランシスコ。2月上旬の様子

公開日 : 2022年02月11日
最終更新 :
筆者 : Katie M
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オミクロンのピークアウトを迎えて約1ヵ月。サンフランシスコを含むベイエリアでは屋内マスク着用に関する規制の暖和が発表されました。来週2月16日から屋内でもマスク着用は個人の任意となるサンフランシスコ、今週の様子をレポートします。

マスク着用暖和規制が発表

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2月9日、サンフランシスコを含むベイエリアの郡では、翌週からの屋内マスク着用規制の暖和が発表されました。2月16日以降はワクチンを接種している場合を前提に、アラメダ、コスタメサ、マリン、モントレー、ナパ、サンフランシスコ、サンマテオ、サンタクルーズ、ソラノ、ソノマ、バークリーの郡であれば、一斉に屋内マスク着用の規制が暖和されます。これによって、ベイエリアで唯一マスク着用の規制を持続するのはサンタクララ郡となります。

2020年4月から、ほぼ2年続いたマスク着用規制ですが、来週から町の様子が大きく変わりそうです。

サンフランシスコのワクチン接種状況

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市の公式ウェブサイトによると、今週の5才以上を対象とした接種率は1回目が90%、2回目の接種率は86%。ここ3週間この数値は停滞したままです。2月9日の時点で現在サンフランシスコの一日平均の接種者数は143人。1月の間は200人前後だった接種者数ですが、2月に入って低迷しています。

サンフランシスコ郡にお住まいの方で、ブースター接種を含めて市内でのワクチン接種が必要な方は、こちらのサイトから予約が可能です。

カリフォルニア州の感染状況

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今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の1日あたりの平均新規感染者数は3万3104人。ちょうど1ヵ月前の1月9日に平均数が9万9210人だった時と比べると約1/3に減少しています。カリフォルニア州全体でオミクロンがピークアウトしたのが1月16日前後といわれています。オミクロン流行前の5000人前後に戻るまでにあと数週間といったところです。

過去8週間の人口10万人あたりの感染者数は75.1人。過去8週間の感染テストの陽性率は8.6%。こちらもやっとひと桁に落ち着きました。今週の2度目のワクチンの接種率は73.7%。ブースター接種率は54.2%です。

最後に

この記事を書いている2022年2月10日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は13万49人。感染による死亡者数714人。先週の12万3275人・感染による死亡者数714人に比べると、今週の増加数は6774人、1日の平均感染者は967人。遂に1000人を下回りました。1000人を下回ったのは実に12月の最終週以来、5週間ぶり。来週のマスク着用暖和されるに従って、この数がどう影響するのか、引き続きレポートします。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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