冬の隠れたる名峰「名倉山」@猪苗代町
猪苗代湖の北西岸に位置する名倉山へ行ってきました。
猪苗代湖唯一の島「翁島」を望むなだらかな里山で、酒造の名でもおなじみの名峰です。
周辺地域は、磐梯山ジオパークの猪苗代湖北西岸エリアとしても注目されています。
今回は、北北東側より613mピーク経由にて山頂をピストンします。
(スタート地点近くの翁沢地区上空より)
*
【参考】
磐梯山頂(剣ヶ峰)より、猪苗代湖と名倉山の位置関係
翁島は、約5万年前の磐梯山噴火による山体崩壊で形成された流れ山のひとつ。
猪苗代湖もその時の噴火でできたと云われています。
磐梯山の赤埴山山頂より。
(赤色の矢印は、山体崩壊による岩なだれのイメージ)
**
スタート地点は、天鏡閣入口を進んだ先の一角を選定しました。
いくつか目印もありますが、それにかかわらず雪の状況で選定した次第です。
すぐに稜線側ルートと合流します。
樹霜が目立ち始めるにつれ、周辺の積雪量も増してきます。
木々の間から翁島と猪苗代湖です。
磐梯山には終始ガスがかかっていました。
猪苗代町内方向
川桁山もガスの中です。
613mピークからの登り返しにある雪庇
中央右寄りのトレースを進むぶんには特に問題ありません。
山頂直下へ。
名倉山の山頂到着です。
開けてますが、グリーンシーズンは藪に覆われてしまいます。
眺望の開けたポイントへと進みます。
猪苗代湖です。
布引山の風車群も確認できます。
雪原と化した赤井谷地方向
奥には博士山など雪纏う奥会津の峰々が広がっています。
パンフなどでも見かける翁島の見えるポイントへ。
無風ではないものの、猪苗代湖は比較的穏やかな表情を見せていました。
成長した樹木により翁島の"島感"はやや薄いですね^^;
かつては、皇室のプライベートビーチとしても利用されていたという翁島。
猪苗代湖唯一の存在に"神の島"と崇める方も少なくないそうです。
天神浜方向
黄色の〇は、しぶき氷の出現スポットです。
〈空撮編〉
名倉山の山頂一帯と翁島
会津盆地南部方向
ガスに覆われた磐梯山
猪苗代湖北岸
【動画編】(空撮パノラマ・約60秒)
筆者
福島特派員
bill
福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。