鎌倉中期から鎮座しお酒の神様が祀られている「松尾神社」の可愛い狛犬

公開日 : 2022年04月04日
最終更新 :
筆者 : miumiu
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こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。

激的に寒い冬からポカポカ暖かい春に変わりつつある今日この頃。とはいえ、山陰の天候は変わりやすく急に冬に逆戻りみたいな日もあります。お出かけの際は、羽織を持っておかれるとよいかと思います。

......ということで、湯梨浜町(ゆりはまちょう)野花(のきょう)に出かけ野花でしか見ることができない「野花梅渓」を楽しみましたら鎌倉中期から鎮座する「松尾神社」に参拝しましょう。

(今年も魅せられた!湯梨浜町野花でしか見られない山陰随一の「野花梅渓」記事)

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「松尾神社」へは住宅地にある生活道路を通った先にあるのですが昔ながらの道路で狭いです。

神社駐車場は、鳥居を通った先にありますが車1台通れる車幅ですので車の運転に自信がない方、車を傷つけたくない方は車での乗り入れはオススメしません(「道の駅燕趙園専用駐車場」をご利用ください。)

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鳥居を潜ると参道両脇に灯籠と狛犬が交互におんさりました。

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「こんにちは」お尻をぐんと上に揚げ今にも飛びかかろうとしているポーズの出雲式構え型狛犬に挨拶をして参道を進みましたが、こちら参道でもあり車道にもなっているとか面白いですネ。

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右側に駐車場、左側に松尾薬師堂、そして正面石段の先に神門があります。

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なかなか味わいある苔っぷりな石段。この日は天気でしたが、雨の日だともしかしたら石段が苔で滑るかも知れませんけぇ手すりを利用するなとして足元お気をつけください。

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神門に「松尾神社」のパンフレットが置いてありますけぇ、ご自由にお持ちください♪

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「松尾神社」は、社伝によると鎌倉時代、京都松尾大社より松尾大社領荘園の守護神として御神霊を勧請して創建されたものと推定されています。鎌倉時代中期、正嘉2年(1258年)に描かれた絵地図「伯耆国河村郡東郷壮下地中分絵図」によると750年以前より現社地に存在していて、荘園の頃は京都松尾大社の出張所だったそうです。https://www.yurihama.jp/manor/index.html(東郷荘絵図徹底解説ガイド)また、現在の本殿は、宝永3年(1706年)に建てられたもので、室町時代には南条家の祈願所として崇敬され、永禄5年(1562年)社領75石の寄進を受けています。

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阿吽の位置が逆になっていて状態も悪かったのですが、対照的に座型吽形狛犬は状態もよく頭が苔によっておかっぱのように見えて激的に可愛かったです(特に後頭部萌え)あっ!! 狛犬に可愛いとか失礼しました!! ペコリ。

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本殿は、春日造りで桝組は他の社殿と形式を異としているんだそうです。また、十二支の彫刻がありますので自分の干支を探してみるのも楽しいかも知れませんよ。

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古来より、「松尾神社」は、自然の水を支配する神、果実の神、酒造りの神として広く崇拝されているのですが、野花では野花豊後の生産高が山陰の8割近くを占め梅酒としても使用されており、二十世紀梨の生産もしているですよ。これも神様の御神徳なんでしょうネ。また、例年12月13日、酒造祭が行われています。

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新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)の感染拡大などあり「ぜひ来てください!!」と大きく言えません。

また、新型コロナウイルス感染症が落ち着き鳥取県にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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「松尾神社」

・住所: 鳥取県東伯郡湯梨浜町野花

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筆者

鳥取特派員

miumiu

鳥取県の魅力を鳥取弁で発信したいと思っていますのでヨロシクお願いします。

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