岩船山の谷川奥にひっそりと立っている由緒ある「岩船地蔵」との再会
こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。
激的に寒い冬からポカポカ暖かい春に変わりつつある今日この頃。とはいえ、山陰の天候は変わりやすく急に冬に逆戻りみたいな日もあります。お出かけの際は、羽織を持っておかれるとよいかと思います。
. . 改行と半角スペース. . .
ある日の休日。天気が悪かったもののさぁしぶりに姿を拝見したい気持ちでいっぱいになったので、琴浦町(ことうらちょう)大成(おおなる)へ車を走らせましたが、目的地への道路が大雪の影響で木々が折れワイルドになっていましてビビりながら運転をしました。お出かけの際は、気をつけてつかぁさいネ。
「岩船地蔵会館」手前に駐車場がありますので車を置き「岩船地蔵」と再会すべく歩きました。
地元の方が整備をされているのか遊歩道の障害となる木が切られていたりとキレイにされていました。
神聖さを身に感じる静けさのなか歩き進めた先で、古くから生身地蔵の霊場として親しまれた「岩船地蔵」が現る......みたいな展開に何というか、ドキドキしながら出会いたい人に出会えた胸キュンな感動がたまらなく好きだんネ。10年振りになるのかな?! 岩船地蔵と再会にドキドキ度が高まる。
「岩船地蔵」は、信仰する人の夢枕に現れて人々の苦難を救済されるようになり、何時とはなく熱心に信仰され、堂、鐘楼等も造営され多くの人が参詣するようになるとともに生身地蔵の霊場として親しまれたそうです。
こちら頭だけの地蔵には、その昔、大洪水で頭の部分だけが残り胴体は隠岐の島に流れ着き「首なし地蔵」として祭られているという伝説があるんだそうです。
しかし、現実的に現実的に考えると、いやいや隠岐の島まで地蔵の胴体部分が流れるってどれだけがいな洪水だっただいや!! と想像がつきませんが伝説ですけぇ、なんぞかんぞ考えて楽しみましょうで~。
こちらの大型立地蔵(写真では伝わらないと思いますが本当に大きな地蔵です)、大洪水の後この谷の地底から舟形の岩とともに現れ「岩船地蔵」として安座されるなど地蔵信仰の盛んな昔をしのぶことが出来て面白いですネ。
堂、鐘楼等も造営され信仰されましたが、山火事、再建、火災により消失。
その後、寄付を募って厨子堂が再建され熱心に信仰されていました。しかし、何時の頃にか廃絶してしまい、現在では谷間の岩船と石地蔵が僅かに昔の面影を留めているに過ぎません。
以前、「岩船地蔵」に出かけたときもでしたが周辺はキレイに整備されているので、今でも地元のみなさんに信仰され愛されているのかなと思いました。10年振りの再会ながら他にはない静けさとパワーを感じました。
. . 改行と半角スペース. . .
新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)の感染拡大などあり「ぜひ来てください!!」と大きく言えません。
また、新型コロナウイルス感染症が落ち着き鳥取県にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
****************************
「岩船地蔵」
・住所: 鳥取県東伯郡琴浦町大成
****************************
筆者
鳥取特派員
miumiu
鳥取県の魅力を鳥取弁で発信したいと思っていますのでヨロシクお願いします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。