ロシア上空をさけた南回り渡航で日本人留学生と日本へ帰国
新型コロナウイルスが世界中にまん延して3度目の春先、日本・スイス間の渡航に関するコロナ規制がずいぶんと緩和されて、喜こんだのも束の間。
今度は、ロシア軍のウクライナ侵攻。
スイスのボーディングスクールが春休みに入る数週間前に勃発した事態で、そこからまたフライトのキャンセルや日時変更が多発し弊社も対応に追われました。
私の3月と4月のフライトもキャンセルやスケジュール変更の末、南回りルートで3時間ほど長い渡航を経験してきました。
4月の日本行きの渡航は、KLMのアムステルダム→関空の直行予定だったフライトが、韓国の仁川経由に変更されました。
渡航前は、「仁川空港では、機内に留まっているのかな」、「免税店に行けるのかな」、など呑気に考えていましたが、アムステルダム着のフライトが遅延したため、そのフライトは使わず、まさかの、アムステルダム→パリ→成田経由で関空にたどり着きました。
もちろん、パリ→成田間の渡航は南回りで長時間になっていました。
初回の南回りの渡航
ロシア上空を避けた南回り渡航を初めて体験したのは、3月中旬。
春休みのため、日本へご帰国されたお子様(6歳)の渡航の同行でした。
ジュネーブ→パリ→関空ルートで、パリ・関空間は3時間ほど長くなりましたが、予定外の大きな遅延もなく、スムーズでした。
その後も3度(合計2往復)日本・ヨーロッパ間の渡航をしましたが、仁川空港経由のように、一度機内から出ることがなかったので、渡航時間は伸びましたが、寝れている時間や映画を観れる時間が長くなったと感じる程度でした。
一つ、フライト時間が伸びたことで、機内食のタイミングが変わっているようです。
熟睡して「機内食を食べそこねた!」とならないためには、CAさんに事前に起こしてもらうよう通知をしておいたほうが良いかもしれません。
3月の渡航の様子はこちらです。
3月のチューリッヒ空港の様子
渡航に関連し、スイスのメインハブ、チューリッヒ空港の様子をお伝えします。
今年も3月に退寮され、チューリッヒ空港から日本へご帰国される日本人留学生(中学生)の学校から空港までのお車での移動同行と搭乗ゲートまでのお見送りをしてきました。
スイスで一番長い歴史を持ち、多分世界でもっとも有名なスイスのボーディングスクール、ル・ロゼ校は、1月から3月の冬学期はスイスの高級ウインターリゾートのグシュタードに校舎を移します。
ウインターリゾート地らしく、グシュタードでは積雪が見られました。
こちらはチューリッヒから成田への直行便ですが、通常11時間ほどの渡航が13時間となっていました。
ル・ロゼ校の冬期校舎やチューリッヒ空港での様子はこちらからご覧になれます。
それでは、今日はこの辺で!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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