船旅 地中海クルーズへ②乗船の流れと船内の食事
2022年5月の船旅、地中海クルーズ。乗船の流れと船内の食事について紹介します。前回ブログ①船旅準備のコツについてはこちらから
今回はCelebrity cruises セレブリティ クルーズ(アメリカ/マイアミ本社) を利用。
イタリア/ローマ近郊・チビタベッキアの港から出航。
ギリシャ/サントリーニ島、ロードス島、ミコノス島、アテネ、イタリア/ナポリ(カプリ島へ)を回り、チビタベッキアの港に戻るクルーズ旅です。
■Celebrity cruises セレブリティ クルーズ ウェブサイト■
■乗船前の手続き■
2022年5月初旬、Celebrity cruises セレブリティ クルーズ の場合
ウェブサイトなどからクルーズの申込みをした後、乗客専用のアプリをダウンロードします。
パスポート、クレジットカード、ワクチン接種証明書、陰性証明書(乗船前)などを登録、顔写真はアプリ上で撮影してそのまま登録。(乗船・下船する時など本人確認で使用される)
3回ワクチン接種済➡ワクチン接種証明書、陰性証明書が必要。船内でのマスク着用義務なし。
ワクチン未接種 ➡陰性証明書 が必要。船内でのマスク着用義務あり。
上記以外の人➡指定された書類提出、条件あり。
*シャトルバスなどでは全員マスク着用義務あり。
(2022年5月初旬時点)
以上すべての登録が完了すると、アプリがチェックイン可能な状態になり、バーコードが取得できます。
このバーコードは港のターミナルでのチェックインで必要になります。
以降、この乗客専用アプリで旅程、イベント情報、オプショナルツアー、船内情報などを管理します。
前回ブログ「船旅 地中海クルーズ①船旅準備のコツ」で説明した船旅ならではの規則?? 「船時間」はこのアプリで表示されています。詳しくは前回のブログ①をご覧ください。
■チビタベッキアの港へ■
南フランス/コートダジュールで暮らす私は
ニースの空港からイタリア/ローマ・フィウミチーノ空港へ。ニースからは1時間ほどで到着です。
しかし、コロナ以前と違ってフライトが限られるのでフィウミチーノ空港到着は夜になり、空港直結のホテルで前泊し、翌日の出航に備えることにしました。空港直結のホテルにした理由は、運航会社のシャトルサービスを利用して空港から船の港へ移動する為です。(シャトルサービスを利用するには別途申し込みが必要)
フィウミチーノ空港の到着ロビーで運航会社のスタッフが待っています。そこでスーツケースをスタッフにいったん預けてシャトルバスに乗り込み港へ向かいます。フィウミチーノ空港からチビタベッキアの港まではシャトルバスで1時間20分ほどかかり、かなり離れています。
ローマ/テルミニ駅から電車でチビタベッキア駅まで行くこともできますが、チビタベッキア駅から港のクルーズターミナルまで2kmくらい離れていてスーツケースを持って歩くのはたいへん、その場合駅から「クルーズターミナル(港の入り口)」へ行くバスに乗ります。一般のバスなので大型スーツケースを持って乗り込むのは難しいかもしれません。「クルーズターミナル(港の入口)」バス停からは客船の場所により、シャトルバスで「チェックインするクルーズターミナル(利用客船)」へ向かいます。具体的な乗船場所は運航会社の案内を確認しましょう。大きな荷物がある場合、フィウミチーノ空港やローマ中心部から直接「チェックインするクルーズターミナル(利用客船)」まで行ける運航会社のシャトルバス利用をおすすめします。(利用には別途申し込みが必要)
港のターミナルでセキュリティチェック、パスポート、ワクチン接種証明、陰性証明、運航会社の専用アプリであらかじめ乗客が取得しているバーコードなどを提示してチェックイン、乗船へ。チェックイン済みのスーツケースはキャビン(船旅では客室をキャビンと呼ぶ)まで運航会社スタッフが運び入れてくれました。
港のターミナルスタッフは英語を話すのでイタリア語ができなくても大丈夫です。
■いよいよ乗船!■
パスポートとバーコードで本人確認をして船の中へ。このクルーズでは3回ワクチン接種済の乗客は船内でのマスク着用義務はありません。ワクチン未接種で陰性証明のみの乗客は船内ではマスク着用です。クルーズスタッフはマスクを着用しています。(2022年5月初旬時点)
親しみやすいスタッフに迎えられて一気にリラックスしたムードです。乗客もワクワクした様子でキャビンへ。バンドの演奏も聞こえます。
キャビン入口前でSea Passと呼ばれる乗客専用IDカードを受け取ります。このSea Pass自体がキャビンのカードキーです。その他船内での買い物などすべての決済で提示(支払金額は乗客専用アプリで内容を確認できます)、乗船・下船するときの本人確認で必要です。寄港地では客船の乗客である身分証明になります。
船内ではSea Passだけ持っていれば現金、クレジットカード、パスポートなどを持ち歩く必要がないのでキャビン内のセキュリティボックスに入れて身軽に行動できます。キャビンの様子は前回ブログ①船旅準備のコツをご覧ください。
キャビンに入って手荷物を置いたら乗客全員がまずやらなくてはならないことがあります。避難訓練です。
これは法律で定められた義務なのでスタッフの指示に従って行動しましょう。
■船内での食事■
避難訓練が終わったら自由に船旅を楽しみます。お腹が空いたのでビュッフェレストランへ。ビュッフェレストランのほか、いくつかのレストランでの食事は旅費に含まれていました。有料レストランもあります。ビュッフェレストラン以外のレストランは予約が必要。(アプリで予約)
各国の料理、パスタコーナー、ステーキコーナー、各種チーズコーナー、サラダコーナー、パンコーナー、フルーツコーナー、デザートコーナーなどがあり、どれにしようか迷うほどたくさんの種類があるビュッフェです。
今回の客船でのビュッフェ通常オープン時間は
朝食6:30~10:00
ランチ12:00~14:30
ディナー18:00~21:30
ビュッフェのソフトドリンクは24時間、アイスクリームは22:00まで、ピザは夜中の0:30まで食べられます。
船内アルコールは有料になります。毎日たくさん飲む方はドリンクフリーパッケージを購入するのもいいでしょう。
ビュッフェレストラン。
船内にいくつかある有料レストランでの食事。ブーケのようなサラダ。
プリップリのオマール海老。
鶏肉のロースト。
デザート、イチゴのソースがおいしいアイスクリーム。
クレーム・ブリュレ
■最初の寄港地ギリシャ/サントリーニ島へ■
チビタベッキアの港からギリシャ/サントリーニ島に向かい南下して行きます。出航の次の日は一日海の上なので乗客はプールでのんびり過ごしたり、エステ、ショッピング、カジノ、イベント、エンターテインメントショーなどが楽しめます。私はジャグジーでリラックス。今回の客船はプールとジャグジーが屋内と屋外両方にそれぞれありました。
イタリア/シチリア島が見えてきました。
シチリア島と「イタリアの爪先」の間を通過してギリシャへ。
船旅は続きます。
次回はギリシャ/サントリーニ島到着の様子、島の風景を紹介予定です。
筆者
フランス特派員
ティエリー
南フランス / コートダジュールでフランス人の夫&猫と暮らしています。現地から素敵な写真、おいしい写真もお届けしています。
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