ザルツブルクで最も歴史のある白ビールの醸造所「ディ・ヴァイセ」
バイエルン州は、オーストリアと国境を接しています。
レーゲンスブルクから南東に3〜4時間も電車を乗り継いで行けば簡単にザルツブルクについてしまうなんて。
しかも、8月いっぱいまで使える、あの9ユーロチケット(ドイツ国内で使える、期間限定のあのチケット)で、なんとザルツブルクまで行けるんです。
適度な時間にレーゲンスブルクを出発すると、お昼前にザルツブルクに到着。そして真っ先に向かったのが、「ディ・ヴァイセ」。
一体どんなところかしらと期待しつつ、建物の中を通り抜けて、中庭のビアガーデンに向かいます。
入り口を入ってすぐ、うぉっ!衝撃的な角!
はい、ちょっと振り返って1枚写真を写しておきましょう。
室内はすっきり落ち着いた清潔な感じがしますね。明るくて、素敵。
そしてこちらは、少し歴史を感じる雰囲気とでもいうのかしら。
そしてさりげなく置かれているこの装置は、ほんの20年前まで使われていたという、ビール瓶を洗うための装置です。
さて、まずはビールの注文ですが、今回は接待してもらう立場。白ビールを勧められ(当たり前ですよね)、大きいの?小さいの? と聞かれたので、一応「小さいの」と答えた後、「えっとオーストリアでは小さいのってどんな大きさ?」と恐る恐る聞いてみると0.3リットルとのこと。残念、正直0.5リットルが飲みたかったのに(苦笑)。あはは、前回ビール飲んだのが数日前のシュトラービングのゴイボーデンフェスト(市民祭)だったから、普通は1リットルっていうところだったから、仕方ないですね。
こちら(↓)は豚肉料理。ドイツでもよく食べるシュヴァイネブラーテン(14.80ユーロ)。
そしてこれ(↓)は、牛肉のグラーシュ(14.80ユーロ)。
私も本当はお肉料理のつもりだったけど、接待してくださった気さくにお話をしてくださった女性お勧めを頼みました。
旬のアンズタケ(Pfifferling)を使った卵料理(↓)。
これ、ほんとに美味しかったです。
ちょうど季節だそうで、勧めてくださった彼女も、お友達から山で採取したアンズダケをお裾分けしてもらったばかり。今晩のご飯の予定でなければ私も注文したわ、とのこと。
きのこって高価なのに、すごくふんだんに使われていて、サイコロに切ったベーコンといっしょにたっぷりの卵。味がしっかりしているんだけど、素材の味を壊さない、っていうか。小さく刻んだチャイブ(Schnittlauch)がたっぷりかかって、見た目も綺麗。
ストレートに美味しくて、最後の最後まで飽きずに食べられました。
付け合わせのサラダも、カラーピーマンやりんごもはいっていて、とにかくそれぞれの素材が小さく切ってあるから、口に運んだひとくちに色々なものが混じり、毎回ちょっとずつ違う味が楽しめる。ドレッシングはシンプルだけど美味しい。
う〜ん、幸せ。お腹いっぱい!と思っていたら、デザート。
1皿を2人分に分けてもらえるならぜひぜひということで、りんごのシュトゥルーデルをいただきました。
パスタ生地に包まれたりんご。マジパンも入っていたみたいです。生地は何層にもなっているのですが、しっとりとして、でも生地の厚みは全く邪魔せず、りんごの甘みがマジパンと混ざり合い、そして表面はグラニュー糖(お水か牛乳で伸ばしたものかな)をのせてオーブンのグリル機能を使って色をつけたのでしょうか。それにさらに粉砂糖。これ、とっても美味しかった。甘すぎないんですよ、決して。隣に添えられた生クリームはすっきりした味だから、それと共に食べるから甘みが抑えられるのかしら。とにかくいい感じ。
残念ながら、ビアガーデンの写真を撮り損ねました。最初に撮影しておかなかったから、途中小雨が降り、大きな傘を開かれてしまったから撮影できなかったんです。仕方ないですね。
今回は1901年からの歴史ある醸造所、レストランのご紹介でした。
Die Weisse
住所 : Rupertgasse 10, Salzburg Österreich
営業時間 : 月〜土曜日 10:00 - 24:00(日曜日、祝日は定休日)
(但し、温かい料理の注文は、11:00 - 22:00/23:00)
公式ホームページ : https://www.dieweisse.at/en/(英語)
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