熱波の影響で猛暑が続いたサンフランシスコ。9月第2週の様子

公開日 : 2022年09月09日
最終更新 :
筆者 : Katie M
IMG_3508.jpg

先週末からサンフランシスコ含むベイエリアでは、カリフォルニア州全体に襲った熱波の影響で気温が上がり、数々の記録を更新する事態となりました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

猛暑が続いた週

IMG_3467.jpg

サンフランシスコを含むベイエリアは、比較的年中温暖な気候の住みやすい地域として知られていますが、先週土曜日からカリフォルニア州全体を襲う熱波に見舞われ、市内でもレーバーデーの連休中に気温が90Fを超えました。通常サンフランシスコの夏は平均気温が60F後半とあって、これは非常に稀な事態。

サンフランシスコ・ベイエリアの国立気象局は9月7日午後、カリフォルニアの猛暑の中、9月6日火曜日に更新された気温の記録を発表。ベイエリアの4つの都市が火曜日、史上最高気温を更新。またノースベイでは、サンタローザが115Fまで気温が上昇し、1913年に記録された112Fという100年以上前の記録を更新したとのこと。サウスベイでも、サンノゼが火曜日に109Fを記録し、2017年に記録した108Fというこれまでの歴代最高記録を更新しています。

サンフランシスコは最高記録を更新するまではいきませんでしたが、9月5日から7日までの猛暑を経験する真夏日となりました。

今週のカリフォルニア州の感染状況

IMG_3382.jpg

今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は3818人。先週の4829人、先々週の5402人と比べても7月15日を境に順調に減少中です。

現在のCOVID-19ワクチン接種状況

IMG_3381.jpg

サンフランシスコ市の公式ウェブサイトによると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%。カリフォルニア州全体のワクチン接種率は72%と先週からの動きはありません。

州の公式サイトによると今週の段階で、カリフォルニア州の郡でワクチン接種率が高い郡は、

1. インペリアル郡 93.3%

2. マリン郡 89.5%

3. サンマテオ郡 85.3%

サンフランシスコ郡は、今週もサンタクララ郡の84.9%に続いて5位の84.1%です。

9月1日にCDCが、オミクロンと旧型のコロナウイルスの両方を標的としたワクチンの使用を承認したことから、今後ブースター含めたワクチン接種において新たな動きが出てきそうです。

最後に

この記事を書いている2022年9月8日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は18万8,242人・感染による死者数は1018人。先週の18万7357人と比べると今週の増加数は885人・1日の平均感染数は126人。

過去1週間の陽性率平均は6.5%・10万人における感染者数は14人。現在は順調に減少中ですが、今後寒くなるにつれ、新たに数が変化しそうです。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。