西伊豆の奥地「大沢里」へ
毎年この時期、私(の家族)の恒例行事ともなっているのが、大沢里(おおそうり)に行くことです。何が目的かといいますと、この時期ならではの「ぶどう狩り」と「水汲み」です。
西天城(猫越岳)に降った雨や雪解け水が源流となり流れている仁科川は、伊豆半島の西部、西伊豆町を約11kmに渡って横断し駿河湾に注いでいます。水量はとても豊かで、上流では冷たく澄んだ水を活かし、わさび栽培なども行われています。そんな清流の仁科川を河口から上流へと延々と上っていきます。途中かなり狭くなり、この先に集落があるのかな。。と思うぐらい山の中を進むと、突然開けたところに出ます。ここが目的地の大沢里です。
こんな川が流れる自然豊かなこの地区でぶどう狩りができるのが、久保田農園(宮ヶ原ぶどう狩園)さんです。
巨峰、ピオーネ、藤稔(フジミノリ)の3種類を主に栽培しているそうです。山に囲まれ昼夜の温度差が大きいのが甘さの理由。屋根付きなので、雨の日でも安心してぶどう狩りができます。
行ったのが日曜日ということもあり、多くの家族連れが訪れていました。料金は大人(中学生以上)1200円、小学生600円、未就学児200円(3歳以下は大人1名につき1名まで無料)です。
ベンチやイスもあり、手やブドウを洗う場所やトイレもあり、時間も2時間と長いので、ゆっくりと楽しむことができます。
また車で数分のところに、もう一つの目的、水汲みのできる「天城深層水健取水所 わさびの駅」があります。
この天城深層水は「健水」といって、多くの人が大きなタンクをいくつも持ってきて採水する人気の場所です。
飲食店のメニューやお酒にも利用されているお水です。ちなみに100円で2分間、15リットルの取水ができます。
天城山系の地下1,000mから湧出の山の深層水で、日本には珍しいカルシウムが豊富な中硬水だそうです。ご飯がふっくらおいしく炊ける、お茶・コーヒー・水割りにも最適です。
この日は素晴らしい天気と自然環境の中、美味しい水とフルーツを思う存分楽しむことができました。
筆者
静岡特派員
休暇村南伊豆
内から見た伊豆、外から見た伊豆、様々な目線で見た伊豆の魅力をお伝えしていきます。
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