北欧風パッケージがカワイイ!"生クリーム&あんこ"の新しくて懐かしい北海道スイーツ「生ノースマン」~札幌千秋庵
2022年10月5日、大丸札幌店地下1階に札幌の老舗菓子メーカー「札幌千秋庵」の銘菓「ノースマン」の専門店がオープンしました。
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そして同日、ノースマンの新バージョン「生ノースマン」が発売されました。
「生ノースマン」は、現在、大丸札幌店地下1階の「ノースマン」専門店のみでの限定販売中です。
北海道産「バターたっぷりのパイ生地×生クリーム×あんこ」
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札幌千秋庵の「生ノースマン」は、パイ生地にフレッシュクリームと"あんこ"が入ったスイーツ。
どの部分も北海道産にこだわった北海道のおいしさが詰まったお菓子です。
北海道産小麦を配合したパイ生地には、北海道産バターがたっぷりと練りこまれ、なんと500層以上にも折り重ねて作っているそう。
さらに"あんこ"は北海道産のあずきを使っていますが、こちらもなんと生のあずきを皮むきし、口当たりよく、よりエレガントなあんこに仕上げています。
そして見るからにおいしそうな真っ白な生クリームは、もちろん北海道産。
あんこやバターたっぷりのパイ生地とのバランスを考え、乳脂肪分が高い生クリームを使っているそう。
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実際に食べてみると、最初にパイ生地の豊かなバター風味から北海道のおいしさを実感。
さらに食べ進むと、何より生クリームとあんこのコラボレーションが抜群です。
上品な舌触りのあんこと濃厚な生クリームの相性はとてもよく、フレッシュなクリームはおいしさを感じつつ、乳脂肪分の高さは感じさせない軽やかな口どけ。
生クリームのみを味わってみると、軽やかさと濃厚さが同居し、これまであまり体験したことがないおいしさです。
そしてバター・生クリーム・あんこ、それぞれの風味が生きているリッチな「生ノースマン」は、「札幌でコーヒーといえば...」といわる"深煎りコーヒー"にぴったり!
1921年創業のコンフェクショナリー「札幌千秋庵」発、1974年誕生の「ノースマン」
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実は、「ノースマン」は、札幌のソウルスイーツのひとつ。
誕生は1974年。2022年現在、発売から50年近く経つ道産子にはなじみ深いお菓子です。
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そして「札幌千秋庵」もまた、道産子になじみ深い北海道の老舗コンフェクショナリーのひとつ。
創業は1921年で、創業から100年を超えた今、看板商品のひとつ「ノースマン」をこれからの100年に向けてリブランディングし、生ノースマンの発売とともに、これまでのノースマンのパッケージを一新したそう。
写真↑は、10月5日、大丸札幌店にオープンした札幌千秋庵初の「ノースマン専門店」で、生ノースマン誕生の経緯やノースマンの歴史などを説明する中西克彦札幌千秋庵新社長。
パッケージを新しくした一方、これまで札幌千秋庵で100年間培ってきた文化と技術、伝統を今後の100年へ向けて継承していく意味も込め、オリジナルの「ノースマン」は、1974年発売当初の味を踏襲し、そのままの味で販売しています。
発売当時に最先端だった和洋折衷のスイーツは、道産子にとっては懐かしく、そしておいしいまま食べ続けられることはとても嬉しいです。
"北の国北海道"をイメージ!スタイリッシュな北欧風パッケージ
![4_replandednorthman_PA050433.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2022/10/4_replandednorthman_PA050433-thumb-730x487-616404.jpg)
「生ノースマン」の発売と合わせてパッケージが新しく変わった「ノースマン」。
北国、北海道を表すため、ニットのようなイメージのデザインに。
ボックスのシンボルマーク"十字"は、"北"を軸に表される東西南北の方位マークで、日本の北を指す北海道を表しているそうです
また、ボックスを開けると現れる"七光星"は、北海道旗にも象徴される北海道の歴史から受け継がれたシンボルです。
この七光星をスピリットマークとして採用しており、ノースマンの箱を開けると七光星の窓から中が見える造りです。
![15_uniform_PA050408-2.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2022/10/15_uniform_PA050408-2-thumb-730x487-616406.jpg)
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店舗スタッフの方のユニフォームもパッケージとデザイン。身に着けてもカワイイデザインです。
手提げ紙袋も、このデザインでコットンバッグとして販売して欲しい北欧風なスタイリッシュデザインなので、お土産にしてもパッケージごと喜ばれそうです。
JR札幌駅直結、大丸札幌店にノースマン初の「ノースマン専門店」としてオープン
デザインが新しくなった「ノースマン」と新たに発売した「生ノースマン」は、現在、JR札幌駅直結の大丸札幌店地下1階に2022年10月5日にオープンした「ノースマン 大丸札幌店」のみで販売中。
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「生ノースマン」は、4個入り980円(税込/要冷蔵)、オリジナル「ノースマン」は、5個入り980円(税込/常温保存)、8個入り1,580円(税込/常温保存)。
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そししてスタイリッシュなノースマンのボックスが並ぶ傍ら、注目したいのはモチーフが随所にちりばめられたショップデザインです。
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カウンターには、北海道を代表するコンフェクショナリー「札幌千秋庵」の100年の歴史を表し、札幌や小樽の歴史的建造物で多く使われている札幌軟石を使用しているほか天然木を使用。
樹齢106年の年輪が刻まれたこの天然木は、中札内村在住の彫刻家、藤原千也氏のサポートで十勝・中札内村近郊で選定・加工したそうです。
![7_nire_PA050420.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2022/10/7_nire_PA050420-thumb-730x487-616418.jpg)
また、ショップ内の壁などに使用している天然木はニレの神代木で、いずれも北海道の大自然を表す希少な北海道産天然木を使っています。
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![9_ニレ.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2022/10/9f939a5bf4bcc4c4f0af4fedbc28d3d7bc7f5132-thumb-730x487-616422.jpg)
写真(↑)は、表面を磨きあげる前のタモと神代木のニレです。
ノースマン大丸札幌店へ立ち寄った際は、滑らかに磨き上げた十勝の天然木もじっくり見てみてください。
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新しくて懐かしい北海道スイーツ、「生ノースマン」、道産子ほど興味津々かもしれません。
オリジナルの「ノースマン」と合わせて北海道土産におすすめです。
ノースマン 大丸札幌店のデータ
- 名称
- ノースマン 大丸札幌店
- 住所
- 札幌市中央区北5条西4-7 大丸札幌店地下1階 和洋菓子売り場
- TEL(直通)
- 011-281-3232
- 営業時間
- 10:00~20:00
- 休業日
- 1月1日
- URL(ノースマン)
- https://northman-hokkaido.com/
- URL(札幌千秋庵)
- https://senshuan.co.jp/
- 関連サイト
- 大丸札幌店
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10103/20221014_041841_45380441_w320.jpg)
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
【記載内容について】
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