【58年ぶりのボルチモアライブ】ポール・マッカートニーの北米ツアーがやってくる
2020年の早春に新型コロナウィルス(COVID-19)の世界的流行が始まって以来、約2年以上にわたり、世界各地の大型ライブなどの音楽イベントは中止や延期、規模の縮小を余儀なくされていましたが、今年2022年に入り再開の兆しが見え始めています。
そのなかでもレジェンド中のレジェンド、元ビートルズのポール・マッカートニー氏の北米ツアーのスケジュールが公表され、今年6月12日(日)にボルチモアのカムデンヤード球場(オリオールズ・アット・カムデンヤーズ)での公演が行われるとボルチモアのローカルニュースで朗報として大きく取り上げられ、話題となっています。
![ボルチモア公演のライブ会場となるカムデン球場](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3001000/3000482/20221129_092050_67124c61_w1920.jpg)
■1964年のビートルズ北米ツアー以来58年ぶりのボルチモア公演
ビートルズといえば、昨年公開されたピーター・ジャクソン監督のドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』が話題となりましたが、解散から半世紀以上を経ても音楽や文化のアイコンとして世界的に影響を与え続けているのはいうまでもありません。
大物アーティストのコンサート会場として米東海岸で最も有名で多数開催されているのはニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン、続いてワシントンDCやフィラデルフィアなど。ところが、今回のツアーで発表された東海岸の開催予定地は、ボストン、ニューヨーク州のシラキュース、ニュージャージー州のイースト・ルサフォード、そしてボルチモアの4都市。この選択肢に選ばれたこともボルチモアっ子にとってはよりいっそう歓喜のニュースとなったようです。
ナイトの爵位を持つポールについて話すとき、必ず「サー・ポール Sir Paul」と敬称をつけるほど熱烈なビートルズファンである60代の友人夫妻は、「(ビートルズとして来た)前回の1964年ボルチモア公演時、僕らはまだ幼すぎてコンサートに行けなかったから、今度のチャンスを絶対逃したくないんだ」と早くもチケットを購入して6月を心待ちにしています。
ポールの御年79歳という年齢やそれにともなう体調管理、そしてツアー開催時期に新たなCOVID-19の変異株が流行していないかどうか、不安要素は数多くありますが、往年のビートルズファンにとっては"生きているレジェンドを間近に見られるだけでもハッピー"なライブ情報となっています。
![近年低迷が続くMLB・オリオールズの本拠地であるカムデン球場にとってもライブ開催は久しぶり](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3001000/3000482/20221129_092113_bb94da10_w1920.jpg)
- ポール・マッカートニー「Got Back 2022」ツアー
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10020/20221011_160035_2d20d703_w320.jpg)
筆者
アメリカ・メリーランド州特派員
ベスト加島 聡子
神奈川県出身で、在米20数年になります。現在メリーランド州北東部の町で、家庭菜園とクラフトアートを楽しんでおります。
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