いざ、日本から約3時間半の楽園へ!「地球の歩き方 グアム」が約3年ぶりに改訂

公開日 : 2022年12月12日
最終更新 :

2022年12月8日に約3年ぶりとなる「地球の歩き方 グアム」の改訂版が発売となりました。日本からたった約3時間半で到着する南国のリゾート、グアムの最新情報を詰めこんだ本書の見どころをご紹介します。

表紙のサンセットに込めた思い

ガン・ビーチにある「ザ・ビーチ レストラン&バー」でのサンセット
ガン・ビーチにある「ザ・ビーチ レストラン&バー」でのサンセット

約3年ぶりとなる改訂版の表紙モチーフに選ばれたのは、グラデーションが美しいサンセットに彩られたオンザビーチのバー。現地取材を行った8月のグアムは雨季で、日中は激しいスコールが降ったり止んだりという天候が多い季節。今回の取材中も1日中雨が降って、気分が落ち込んだことも……。でも日中大雨だった日にかぎって、夕方になると雨が上がり、思わず言葉を失うほど美しいサンセットが広がっている、という感動的な光景をほぼ毎日体験したことがきっかけでした。

ピンクとも紫ともつかない幻想的な色のサンセット
ピンクとも紫ともつかない幻想的な色のサンセット

そんなグアムの圧倒的な自然のパワーに「止まない雨はない」「雨が降るからこそ美しい光景が待っている」と勇気づけられました。コロナという長雨を乗り越え、3年ぶりに読者のみなさまに改訂版を届けられる喜びと感謝の思いを表紙の美しいサンセットに込めています。本誌のコラムでも、グアムでのサンセットの楽しみ方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

町の雰囲気、お店の営業状況は?

タモン・ビーチはプライベートビーチかのような人の少なさ
タモン・ビーチはプライベートビーチかのような人の少なさ

ロックダウン時に比べると少しずつではありますが、観光客は戻ってきています。とはいえ、観光エリアの中心であるタモンエリアはまだまだ閑散としている状態。マスクの着用義務はないため、現地ではマスクなしでもOKですが、屋内の店舗スタッフや現地の方は着用していることがほとんど。持参しておいて、屋内では着用を心がけるなど臨機応変に対応するといいでしょう。

マイクロネシア・モール内の「トレンズ×ケース」
マイクロネシア・モール内の「トレンズ×ケース」

島内の飲食店やアパレルなどのショップはほとんど通常どおり営業中。ただし、営業時間は遅くともだいたい20時か21時には閉店してしまうところが多いので注意が必要です。またアクティビティのツアーはまだ営業休止中のところがほとんどなので、要問い合わせ。

おしゃれカフェ増加中。注目はクロッフル!

「シグネチャー・コーヒー&バー」のクロッフル$7.25
「シグネチャー・コーヒー&バー」のクロッフル$7.25

小さな島のグアムですが、ここ数年で趣向を凝らしたさまざまなテーマのカフェがオープンしました。なかでも注目したいのは、クロッフルというスイーツ。その名の通り、クロワッサン生地を使ったワッフルに、クリームやフルーツがのった進化系スイーツです。軽い食感で朝食や食後のデザートにぴったり。
グアムでもじわじわとクロッフルを扱うカフェが増えており、お店によってトッピングが異なるため見かけたらぜひ試してみて!

左から「イレブンシス」のフラワーティー$5.99、キャラメルマキアート$5.50
左から「イレブンシス」のフラワーティー$5.99、キャラメルマキアート$5.50

本格茶葉を使った紅茶や、タピオカ、ダルゴナティーといったSNSをにぎわせた流行のドリンクを提供するカフェも人気を集めています。マイクロネシア・モールにある「イレブンシス」は自家製のスイーツとともに本格ドリンクを楽しめるカフェ。オーナーさんが手がけるフラワーショップのお花を使ったフラワーティーなど、ここでしか楽しめないドリンクの数々は要チェックです!

世界的サーカスがグアムに上陸!

パフォーマーたちの技に感動間違いなし
パフォーマーたちの技に感動間違いなし

アクティビティで注目は、世界各国でショーを披露してきた一流パフォーマンス集団「スーパーアメリカンサーカス」。2022年7月グアムに上陸し連日大盛況です。見ているこちらがハラハラするような空中でのオートバイクショーや空中大車輪、しなやかな動きと演出で見とれる空中バレリーナ、ゲストを巻きこんで会場が笑いに包まれるピエロのショーなど、一流パフォーマーたちの心技体がひとつとなった極上のエンターテインメントに魅了されること間違いなし。

キラキラとネオンが輝くおもちゃは子供が喜びそう
キラキラとネオンが輝くおもちゃは子供が喜びそう

会場はパシフィック アイランド クラブ グアムパシフィックパビリオン(ウォーターパーク内)。施設内にはポップコーンやホットドックなどの軽食類やキラキラと光るネオンのおもちゃが販売されていて、これぞアメリカのサーカスといった雰囲気にテンションが上がります。

ショーの最後にはパフォーマーと写真を撮れるチャンスがあるので、カメラも忘れずに!

ホテルが続々リブランディング!

「リーガロイヤル・ラグーナ・グアム・リゾート」のラグーン
「リーガロイヤル・ラグーナ・グアム・リゾート」のラグーン

パンデミックの影響でクローズしてしまったホテルがある一方、リブランディングされ復活し再オープンしたホテルもあります。タモンの喧騒を離れ、優雅にのんびりグアムステイを楽しみたいという人におすすめなのが、2022年4月にオープンした「リーガロイヤル・ラグーナ・グアム・リゾート」。
ハガニア湾を一望するオカ岬にあり、南国の植物が広がるラグーンやスパ、プールなど滞在するだけで癒やされる施設が充実しています。

海とプールが地続きになっているかのように見えるインフィニティプール
海とプールが地続きになっているかのように見えるインフィニティプール

特に崖の上に作られたインフィニティプールからの景色は圧巻。青い空と青い海を一望できる昼間はもちろん、水平線に沈む太陽を眺めるサンセットタイムはグアムで最もロマンティックなひと時を過ごすことができますよ。

新設予定のプールバーのイメージ
新設予定のプールバーのイメージ

今後は段階的に客室の改装やベーカリーカフェのオープン、プールバーの新設などを予定しているそう。次回のグアム滞在の拠点にぜひチェックしてみてくださいね。

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

グルメやショップの最新情報のみならず、グアムの歴史や旅の準備まで、圧倒的な情報量でグアム旅行をサポートします。withコロナ旅の不安を解消するコンテンツも満載なので、次回のグアム旅のお供にぜひお手に取ってみてください!

※当記事は、2022年12月12日現在のものです

TEXT&PHOTO: 『地球の歩き方 ガイドブック C04 グアム 2020年~2021年版』編集担当 原万有伊

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2022年12月12日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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