【石川】旅のお宿は「ホテル・トリフィート金沢」　～岡山特派員～

金沢に滞在中にお世話になったホテルは金沢駅の近くにある「ホテル・トリフィート金沢」です。
昨年5月に開業したばかりの新しいホテルです。こじんまりとしたホテルですが、北隣に「ホテル日航金沢」があるのでわかりやすいと思います。

チェックインの時間には早かったのでフロントで荷物を預かっていただきました。奥は「Ryofu-庵」といい、主に朝食会場ですが、チェックインした時間帯は加賀棒茶のサービスをしていただきました。

ロビーにはクリスマスツリーやサンタクロースが飾られ、温かなインテリアでした。写真には写っていませんが、ちょっとしたライブラリーが奥にあり観光パンフレットや金沢に関する本が置かれていました。
ここにあったパンフレットで市内循環バスを知りました。♪

客室は夜、チェックインしてからの写真なので暗くてごめんなさい。
21.7㎡のスタンダードツインルームです。
このホテルには大浴場があって、ベッドの上に置かれているのは部屋着と大浴場へ行くとき入浴用のバッグです。この中に着替えやタオル、ボディケア用品が入れられてとっても便利でした。
ベッドサイドに灯されたランプシェード、和モダンで素敵だなと思ったら石川県の指定無形文化財に指定されている能登上布の帯生地が使われていました。部屋によって使われている生地が違うといいます。手織りならではの透け感で部屋の中をほんのりと照らしていました。

窓際のソファが足を伸ばしてくつろげるのが便利でした。
窓の外には白髭神社が見下ろせました。
このホテルはバスルームとトイレが別れているのが嬉しいです。ただ、部屋の大きさからして難しいと思いますが、クローゼットやバゲージラックがなかったのが不便でした。スーツケースを床に広げて、洋服を出し入れするのにはストレスがありました。（笑）私は連泊の時は全ての洋服をクローゼットやチェストに入れてしまうので…。

そうそう、部屋のテレビには、ホテルのインフォメーションのチャンネルがあり、ホテル内の施設の混雑状況がわかります。
上の写真は朝食会場の混雑状況を示しています。他にも大浴場の混雑状況もわかり便利でした。
こんなビジネスホテルに大浴場があるのは珍しいのですが、手足を伸ばして大きなお風呂につかると旅の疲れも癒されますね。

じゃ～ん。朝食です。
このホテルに泊まろうと思ったのは、朝食が魅力的だったからです。
朝食のビュッフェでは、金沢の郷土料理が色々と食べられます。サラダバーでは金時の草などの加賀野菜もありました。ドレッシングは風味豊かな加賀棒茶を使ったものをかけています。加賀棒茶のドレッシングなんて意外ですが、香ばしいかおりと共に美味しくいただきました。
右側のお椀には「金沢おでん」を入れています。車麩や赤巻き、ふかし、源助大根などの加賀野菜といった、金沢にゆかりのある具材を使っているのが特徴です。車麩も赤巻きも岡山では馴染みがないのですがお出汁がしっかりと染みて美味しくいただきました。
その上は治部煮です。すだれ麩や筍、鴨ロース肉(鶏もも肉？)が入っていました。
そして、左上の海苔の上にのったご飯はすし飯で、巻いて手巻き寿司にします。甘エビがおいしかった～。ホタルイカというのも珍しいネタでした。寿司ネタは季節や仕入れ状況により変わるそうですが2日とも同じネタでした。
お茶はもちろん、加賀棒茶です。

こちらは夫のプレートです。意外と小食？
いえいえ、写真は撮り忘れましたが、朝から「金沢カレー」をガッツリと食べていました。

デザートも色々とありましたが、加賀棒茶のパンナコッタにわらび餅をチョイスしました。

２日目も似たようなチョイスでした。（笑）
小鉢やお茶碗は色鮮やかな九谷焼が用意されていました。
こんな感じで使うとわが家のお土産にもひとつ、欲しくなってしまいます。

ホテルの方のご厚意で、お料理の並んだビュッフェ台も撮らせていただきました。
ビュッフェの時間の終わりかけで、人が少なくなった頃に撮ったのでお料理も少なくなっていますがご容赦ください。
左から「金沢おでん」「治部煮」「生麩三種（あわ・金時草・蓬）」

手巻き寿司コーナー。
甘エビはなくなったかな？手巻きがめんどくさかったらお茶碗にすし飯を入れてネタをのっけるのもありかな？

全体的に和食が多いのですが、スクランブルエッグやソーセージ、揚げ物などもあります。

焼き魚のコーナーは鮭や鯖がありましたが、人が少なくなった頃に行ったので「のどぐろの一夜干し」など予約サイトのHPに載っていたような高級品はありませんでした。
金沢カレーやのっぺ汁、クロワッサンなどパン、飲物のあるビュッフェ台は人が多くて写真は遠慮しました。

お惣菜コーナーにあった加賀野菜と呼ばれる野菜の一覧表です。
五郎島金時ポテトサラダ・レンコンピクルス・金時草などがありました。（写真は手振れがひどくて没にしました。）

デザートのコーナーです。数は少ないものの加賀棒茶のパンナコッタやわらび餅など和風スイーツが美味しかったです。
金沢に来たのは3回目です。過去に「金沢ニューグランド」「ANAクラウンプラザホテル金沢」にも泊まったことがありますが、その土地の郷土料理を食べたい私にとって、ホテル・トリフィート金沢の朝食は満足度が高いものでした。

２日間お世話になったホテル・トリフィート金沢ですが１泊目は夏に予約をしたので１名7,534円でしたが、２泊目は全国旅行支援が再開されて予約をしたので5,999円で泊まれクーポン券を3000円分いただけました。
久しぶりに行った金沢は新幹線の開業もあってホテルが凄く増えて、どこに泊まるか迷いましたが接客も気持ちが良かったのでまた、リピしたいと思いました。