【岡山】志呂神社の桜と「牲生の滝」 ~岡山市建部町~

公開日 : 2024年04月17日
最終更新 :
筆者 : mami

 こんにちは。桜が咲き始めたと思ったら、花冷えもなく1週間ほどで散り際になりました。今日は以前、紫陽花の名所でご案内した志呂神社の桜をご紹介します。志呂神社は和銅6年(713年)に、弓削庄27カ村の総氏神して祀られたと伝えられています。

 神社の背景にある山は三樹山(みきやま)といいます。鎮守の森として人の手が入っておらず、自然なままに育っているので、原始的な植生に近い常緑広葉樹で構成されています。明るい森ですが入ることは躊躇します。冬の寒さをきらう南方系と夏の暑さに弱い北方系の動植物が同居する珍しい生態系のため、1976年(昭和51年)に、岡山県指定郷土自然保護地域となりました。

 拝殿前から麓を臨むと、桜並木が国道53号線から延々と続いています。この桜並木の奥は津山線が走っているので撮り鉄のスポットの一つです。車のとおりも比較的少ないのでゆっくりと歩いて散策するのに向いています。この並木道はさらに山側へ進むと川が流れ、渓谷となり滝を見ることもできます。

 滝の名前は「牲生の滝」といいます。渓谷に降りる遊歩道は昼なお暗い山道で、ひとりではかなり怖いです。

上流へ遡って歩くと見えてきました。枯れ枝も目立ち、季節から取り残されたような景色の先に小さな滝がありました。高さは3㍍くらいでしょうか。

  この滝は今の季節だからこそ見えます。新緑がすすむと茂った青葉に遮られ、滝は音だけになってしまいます。

住所
〒709-3113 岡山県岡山市北区建部町下神目1834
TEL
086-722-1405(宮司宅)
アクセス

JR津山線福渡駅からタクシーで5分
国道53号線志呂神社前バス停から徒歩5分
駐車場
200台

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。