コロンビアのデモ事情と、新型コロナウイルス事情

公開日 : 2020年09月24日
最終更新 :

¡Hola!
ボゴタ2特派員のSaeです。


さて、日本ではあまり報道されていないかもしれませんが、現在コロンビアでは、警察に対するデモが激化しています。
発端は2020年9月9日、ボゴタ市において警察が行き過ぎた取締を行い、それによって翌日、男性1名が亡くなったことです。コロンビアではもともと、警察に対する不信感が強く、これを機に全国でデモが発生。CAIと呼ばれる、日本の交番にあたる施設が火をつけられたり、さまざまな破壊行為が行われたりと、暴徒化しています。負傷者、死者も出ています。
また同時に、パンデミックによる生活困窮に対するデモも行われており、国内は全国的に落ち着かない印象です。

とりわけ外国人が狙われるということはないようですが、できるだけデモの行われる予定の場所やCAIに近づかないこと、不測の事態に備えた移動を行うことなどが呼びかけられています。


それから、新型コロナウイルス情報です。ボゴタ市は、9月21日よりpico y cédulaと呼ばれる身分証明書の番号による外出規制や、業種による経済活動制限の廃止を実施しました。少しずつ経済活動は再開していますが、まだまだ1日の新規感染者数が5000人を超えており、死者は合計2万4397名となるなど、まだまだ予断を許さない状況です。

筆者

コロンビア特派員

ロンドノ宮内紗恵

暑い夏と海が大好きなのに、そのどちらもないところ、ボゴタに住んでいます。ふだん、あまり触れることのないコロンビアの魅力に、ぜひ触れてください!

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