
【ラスベガス】ベラージオホテルのボタニカルガーデン!ホリデーシーズンは白くまやお菓子の家も
ラスベガス・ベラージオホテルならではの、人気アトラクションの一つが「ベラージオ コンサバトリー&ボタニカルガーデンズ」です。
明るい光があふれる大きな温室のような空間に広がるのは、花や草木で作られた動物やオブジェ、トピアリーなどによる季節の風景。大人も子どもも笑顔になれるアトラクションです。
今回は、現在展示中のホリデーシーズンをテーマにした楽しいディスプレイをご紹介します!
ボタニカルガーデンで楽しむ季節の風景

ラスベガスのカジノホテルが集まるストリップ大通り沿い。その中心に位置するベラージオ・リゾート&カジノは観光客に人気のホテルの一つで、映画「オーシャンズ11」の舞台にもなりました。
カジノだけでなく、グルメダイニングやスパ&サロン、高級ショッピングモールのほか、シルク・ドゥ・ソレイユのショー「オー」など、アトラクションをたっぷり楽しめるのが魅力のホテルです。

中でも見逃せないアトラクションの一つが「コンサバトリー&ボタニカルガーデンズ」(以下、ボタニカルガーデン)。「ボタニカルガーデン(植物園)」と言っても、鑑賞するのは植物だけではありません。
ここで楽しめるのは、バラやカーネーションなどの生花で作られている、動物たちをはじめとしたディスプレイの数々。新年(旧正月・チャイニーズニューイヤー)に始まり、春、夏、秋、ホリデーシーズンと、5つの季節ごとに変わるストーリーがガーデンに広がります。
お菓子の家からは甘い香りも

今年のホリデーシーズンのテーマは「ジンジャーブレッド ドリーム」。ベラージオホテルの園芸チームとペストリーチームがタッグを組んで、80人のメンバーが6日間かけて作りあげたそうです。
雪に覆われたビレッジやライトアップされたツリーを中心に、白くまが遊んでいたり、エルフがジンジャーブレッドを作っていたり。ホリデースイーツも散りばめられて、子どもの頃に戻ったようにウキウキしてしまう風景を見せてくれます。

ボタニカルガーデンの中心は、ホリデーツリーを囲む小さなビレッジ。高さ13mほどのこのモミの木は、北カリフォルニアで“聖なる山”とも呼ばれている「マウント・シャスタ(シャスタ山)」から切り出されてきたのだそうです。

10000個のライトと8700個の赤、金、銀、白のオーナメントで飾られたツリー。てっぺんには、スワロフスキーのクリスタルが輝きます。
ツリーを囲むようにビレッジに並ぶのは、屋根に雪が積もったジンジャーブレッドハウス(お菓子の家)です。

ビレッジの周りには、ほんのりと甘い香りが漂っているんですよ。クローブ、シナモン、バニラ、アップルを合わせた「ジンジャーブレッド ドリーム」というオリジナルの香りなのだそうです。まるで、家の中で焼かれているお菓子の甘い香りに包まれているような、温かい気分になりました。

池のほとりに飾られているのは、希望と純粋さのシンボルとされる卵。巨大な卵には、華やかな装飾が施されています。真ん中の卵の中に隠れているのは、ジンジャーブレッドハウスですね。

このジンジャーブレッドハウスは、ホテルのペストリーチームの手によるもの。本物のスパイス入りジンジャーブレッドやお菓子が使われている、1.5mほどの高さのお菓子の家です。
ボタニカルガーデンでの展示と言えども、細かいところまで丁寧に作られているのは、ベラージオならでは。

卵の足元で咲いているのは、4つの大きなポインセチアの花。近づいてよく見てみると…

ポインセチアを形作っているのは、プリザーブドローズなんです。全部で4800個の花が使われているそうですよ。

ホリデーシーズンのディスプレイを見られるのは、年明け1月1日までとなります。その後は模様替えのため1週間ほどクローズして、1月9日にチャイニーズニューイヤーがテーマのディスプレイが登場予定です。
ベラージオらしいゴージャスなボタニカルガーデンは、友だちと一緒でも子ども連れでも気軽に立ち寄れて、ハッピーな気分になれるアトラクション。次のラスベガス滞在では、ぜひ出かけてみてくださいね。
ベラージオのボタニカルガーデン
- 名称
- ベラージオ コンサバトリー&ボタニカルガーデンズ
- ホテル
- ベラージオ・リゾート&カジノ
- 住所
- 3600 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109 USA
- ロケーション
- ホテル正面玄関から入ると、チェックインカウンターの奥にあります
- 料金
- 入場無料。ホテルに宿泊していなくても入場できます
- 時間
- 毎日、24時間オープン(模様替えの期間はクローズされます)
よくある質問
ボタニカルガーデンの入場料はいくらですか?
入場料無料です。ホテルに宿泊していなくても入場できます。

筆者
アメリカ・ネバダ州特派員
石川 葉子
ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。
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